東京での実証実験
2024-09-03 12:15:10

ABBのEV充電器が東京での実証実験に導入される

ABBのEV充電器が東京での実証実験に導入される



ABBは、三井物産株式会社が進めるEV充電とエネルギーマネジメントシステム、ChargePilotの国内実証に、EV用普通充電器であるTerra AC Wallboxを提供します。この実証は、東京のWILLER EXPRESS株式会社本社で行われ、2024年4月より、Terra AC Wallboxが3台設置される予定です。

充電インフラの進展



Terra AC Wallboxは、高出力6kWのEV用普通充電器で、全世界で100万台以上、国内では1,000台以上の販売実績を誇ります。この充電器は、国際標準規格であるOCPPに準拠しており、充電器の保守や運用が特別なネットワークを介さずに行えることが利点です。これにより、EV導入を進める企業にとっては、大変便利で効率的な充電インフラが整うことになります。

ChargePilotは、EVの充電を最適化することで、企業が電力を効率的に使用できるようサポートし、EV導入コストの低減に寄与するスマート充電システムです。ChargePilotを開発したのはThe Mobility House(TMH社)で、ABBと三井物産がパートナーシップを組んで進めています。

海外での実績



TMH社とABBは、欧米を中心に充電最適化の実績を積み重ねています。たとえば、オーストリア郵政公社では、2400台のEV用充電器を導入しています。このような実績があることから、国内でも同様の取り組みが期待されます。

脱炭素化と電力需給の課題



EVの普及は、脱炭素化を進める上で重要な取り組みですが、近年は不安定な電源の増加に伴い、電力系統への負荷が課題となっています。このような状況下で、EVの普及が進むと電力需給のさらなる悪化が懸念されています。この問題解決の一つの方法として、負荷を軽減しつつ、EV所有者の電力コストも抑えることができるスマート充電技術の普及が注目されています。

ABBは、ChargePilotと連携して、顧客のEV導入をサポートする取り組みを強化していきます。これにより、持続可能な社会の実現に向けた一歩を踏み出すことが期待されます。

ABBのビジョン



ABBは、電気自動車(EV)充電ソリューションにおいてグローバルリーダーの地位を確立しています。充電器の提供にとどまらず、物流や交通機関の電動化を進めることで、持続可能な未来を実現しようとしています。日本国内でも市場参入からわずか数年で、900台以上の急速充電器を設置するなど、充電インフラ整備に大きく貢献しています。これからも持続可能なモビリティの実現に向けた取り組みが期待されます。

ABBは、エレクトリフィケーションとオートメーションの技術リーダーとして、130年以上の経験を基盤に、より良い未来の実現に注力しています。約105,000人の従業員が、産業の変化を加速させるイノベーションを生み出しています。


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会社情報

会社名
ABB株式会社
住所
東京都品川区大崎2-1-1ThinkParkTower22階
電話番号
03-4523-6151

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