がん啓発を目的とした「Remember Girl's Power!! 2024」
今年の9月に開催されたチャリティーライブ「Remember Girl's Power!! 2024」が、参加者の多大な支持を受け、成功裏に終了しました。このイベントは、3Hメディソリューション株式会社が運営するがん情報サイト「オンコロ」と豊島区の共催で、主に小児・AYA世代のがんと臨床試験に関する啓発を目的としています。
参加者数と寄付の実績
目を見張るのは、4日間にわたって行われたこのライブに、実に62,293名の参加者が集まったことです。現地での有料観客は288名、無料参加者が52,862名、そしてオンライン視聴者が9,143名と、多くの方がこの重要なテーマに関心を持って参加しました。
寄付金額は合計で2,865,134円に達し、この金額は次に紹介する18の団体やプロジェクトへの支援に充てられます。この実績は、業界内外からの応援や、参加アーティスト、協賛企業の協力があってこその成果です。
出演者とプログラム内容
イベントには、102名以上の多彩なアーティストが出演しました。出演者にはアイドルや人気アーティストが揃い、音楽を通じてがんへの理解を促進しました。参加者の多様性が、チャリティーライブの魅力を一層際立たせています。
特に注目されたのは、ライブを通じたがんへのマイナスイメージの克服です。参加者からは、アイドルやアーティストが持つ影響力を活用し、がん啓発の重要性を伝えられたとの声が上がりました。インタビューに応じた観客は、「エンタメを通じてがんのことを考えるきっかけになった」と話しました。
2025年に向けての展望
うれしいニュースは、来年も同イベントが行われることです。2025年9月6日/7日、13日/14日の4日間、引き続き豊島区とサンシャインシティの協力で開催が決定しました。この定期的なイベントは、地域への貢献とがん啓発の重要性を示す場として、今後も続けられます。
アンケート結果から見る参加者の反応
イベント終了後に実施されたアンケート調査では、参加者の約90%が「チャリティーライブは有意義だった」と回答。また、がん疾患啓発をエンターテイメントとして行うことが「有効である」との意見も多数寄せられました。特に小児・AYA世代のがんに対する関心が高まったという声が多く、この活動がより多くの人々に影響を与えたことが確認されました。
まとめ
「Remember Girl's Power!! 2024」は、音楽を通じてがんについて知る機会を提供し、参加者の意識を高めるという本来の目的を果たしました。そして、寄付の実績は、今後もがん啓発活動が継続されることを示す重要な指標となります。来年の開催も多くの期待を集めています。