神戸市で開催された冬期デジタル体験会様々なプログラムで未来を探求

神戸市立地域福祉センターでの冬期デジタル体験会

令和6年度、神戸市立地域福祉センターとREDEE（レディー）株式会社の共催により、冬期デジタル体験会が開催されました。これは地域福祉センター内での多世代交流を促進し、子どもたちにデジタル技術への理解を深めてもらうことを目的としています。

開催概要

この体験会は、2024年11月10日から2025年2月15日まで、地域福祉センター15ヶ所で全15回のプログラムを実施しました。参加者は親子を中心に幅広い年代の方々で、各回ごとに多様な体験が用意されています。

LEGOプログラミング体験会

体験会の中でも特に人気を集めたのがLEGOプログラミング体験です。最初にプログラミングの基本を学び、その後、参加者は自分のオリジナルロボットであるマイロを作成しました。ロボットが音を鳴らす仕組みや、センサーを使った反応を体験し、最後にはそのロボットを使った撮影会やミニレースを行い、子どもたちの笑顔が溢れました。

YouTuber体験会

次に行われたのはYouTuber体験会です。参加者たちはまず動画の撮影を行い、チャンネル名やハンドルネームを発表。その後、与えられたテーマに沿って10秒間のチャレンジ動画を撮影しました。動画編集では、トリミングや効果音の追加など、それぞれが自分の作品に個性を感じられるよう仕上げました。完成した動画は、保護者の管理の下、持ち帰ることができる特典もありました。

生成AI体験会

生成AIの体験会では、参加者がAIのリスクや原理を学んだ後、実際にアートAIを使用した創作活動に取り組みました。最終的には、自分たちの理想の「神戸のまち」をテーマにしたイラストを作成し、参加者全員がそのイラストと使用したキーワードについて発表しました。「おしゃれ」「外国みたい」といった評価を受け、参加者の感性が豊かに表現された瞬間でした。

まとめ

REDEE株式会社は、プログラミングなどデジタル技術を通じて自己解決能力や創造力を高める場所を提供し続けています。地域や国のデジタル人材育成に寄与するため、イベントは今後も継続的に行われる予定で、子どもたちが興味を持ち続けるような内容が充実しています。地域福祉センターと連携し、AIやプログラミングといった新しい知識を身近に体験できる機会を広げていきます。