次世代ブランドの可能性
2025-06-20 16:25:23

カンヌライオンズ2025での次世代ブランドエンゲージメント研討会

ブランドエンゲージメントの次なる一手



2025年のカンヌライオンズにおいて、電通グループ(dentsu)が中心となり、「UGCを活用した次世代のブランドエンゲージメントの可能性」をテーマにしたセッションを開催しました。このイベントは、フランス・カンヌで行われており、UGC(ユーザー生成コンテンツ)を活用した新しいブランドとの関係性を探る機会となりました。

セッションのハイライト



このセッションには、Roblox社のVP of Creative、スー・アンダーソン氏や、著名なUGCクリエイターのラッシュ・ボギン氏(Rush X)が参加しました。彼らは、RobloxをはじめとするUGCプラットフォームが市場に与える影響や、さまざまなエンターテイメント分野におけるブランドとの新たな関係性について熱心に議論しました。特に、ファッションやゲーム領域での事例を交えながら、クライアントとの共創的な関係の重要性が強調されました。

UGCプラットフォームの拡大



近年、Robloxを筆頭としたUGCプラットフォームは急成長を遂げています。生活者と企業の共創がクリエイティブなマーケティングやブランディング戦略を実現する鍵となる中で、電通はこれらのプラットフォームを活用してクライアントとの新たな価値を生み出すことを目指しています。

ブランドとの新しい関係



スー・アンダーソン氏は、UGCがブランドへの親しみや共感を促進する手段としての役割を果たす点に言及しました。特に、Robloxのようなプラットフォームでは、ただの視聴者から積極的な参加者へと変わることで、マーケティングにおけるエンゲージメントを深めることができるとしています。これにより、ブランドと消費者の関係が一層強固なものになっていく可能性があります。

一方、Rush X氏は自身の経験を踏まえ、UGCを通じた共創がどれほど新しいビジネスチャンスを生むかを披露しました。彼は、Roblox内でのブランドコラボレーションや、自身のオリジナルブランド展開などを成功させており、それらがUGCと実社会を繋げる架け橋になっていることを示しました。

現在のトレンドと未来への展望



このセッションを通じて、電通は「House of Creators」プロジェクトを促進し、UGCを基にしたグローバルな戦略を加速させる意向を表明しました。今後も、教育機関や他のIPホルダーとの連携を通じて、さらなる共創プロジェクトの推進が期待されています。

デジタルの時代において、消費者とブランドがどのようにして新しい関係を築いていくのか、これからの展開に注目です。

最終的な目的



電通グループのこの取り組みは、エンターテインメント分野における強みや多様性を訴求するために大変重要です。今後もUGCを通じてブランドと消費者が築く新しいエンゲージメントの形に期待が高まります。ブランドがUGCに対する理解を深めることで、新たな価値創造が進むことでしょう。

このセッションの様子や今後の展開がどのような影響をもたらすのか、業界の動向に注目が集まります。


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