アプリ「tabiko」について
訪日外国人観光客のための新しい旅のパートナー、「tabiko」が注目を集めています。このアプリは、旅行プランの立案からスムーズな予約まで、さまざまなサービスをチャット形式で提供する便利なコンシェルジュとして機能します。
2017年2月にサービスを開始して以来、口コミで広がったその人気は留まるところを知りません。これまでに13万人以上の利用者がこのアプリを通じて日本を訪れ、App StoreやGoogle Play Storeでも高評価を得ています。特に、3000件を超えるレビューから示される平均評価はなんと4.9。これは、「tabiko」が訪日旅行における必須アプリとしての地位を確立した証拠です。
現在は英語と中国語に対応し、世界中からのダウンロードが可能です。海外からの観光客が日本の魅力を知り、体験を楽しむ手助けをするこのアプリは、多言語での対応を強化することで、より多くのユーザーにリーチしています。
スターリワードシステム
「tabiko」では、コンシェルジュへの謝礼を送ることができるチップ課金システム「Star Rewards」を導入しています。このシステムにより、コンシェルジュは利用者から直接感謝の意を示されることができ、またそれが収入にもつながります。これにより、オンライン旅行サービスにおける新たなビジネスモデルが確立され、多くの魅力的なホスピタリティを提供するコンシェルジュが集まる仕組みが整えられています。
コンシェルジュプログラムの概要
「tabiko」は、2019年5月に「コンシェルジュパートナー」を募るプログラムを開始しました。このプログラムでは、旅行情報やホスピタリティに自信のある方が「コンシェルジュ」として参加し、自分の持つ情報や知識を活かして訪日外国人の旅をサポートすることができます。特に、ユニークな旅行経験や地域に根ざした情報を提供することが求められています。
コンシェルジュパートナーは、「Star Rewards」などの報酬を受け取りながら、自身のライフスタイルに合わせた形で参加することができます。このように、「tabiko」は単なるコンシェルジュサービスにとどまらず、参加者自身がホスピタリティを発揮する機会を作り出しているのです。
事前登録の流れ
このプログラムへの参加に興味がある方は、以下のリンクから事前登録が可能です。参加には審査があるため、信頼性を維持するためにしっかりとした基準が設けられています。これにより、利用者は安心してサービスを受けることができるようになっています。
創業メンバーからのメッセージ
「tabiko」の設立コンセプトは、訪日観光客に対する思いやりのあるサービスを提供することです。代表取締役の片野由勇岐氏と最高技術責任者のKrishna Prahasith氏は、ホスピタリティの重要性を認識し、このプログラムを通じて多くの仲間とともに「旅のストーリーを紡ぐお手伝い」をしていきたいと考えています。
日本のインバウンド市場に特化しつつも、今後はグローバルな展開を目指しています。志を同じくする投資家や事業者に向けてのコンタクトを心待ちにしているそうです。旅を通じての新しい出会いと経験が、訪れる人々にとって記憶に残るものとなるでしょう。