京都岡崎 蔦屋書店での特別企画
2025年10月25日から11月18日まで、京都岡崎 蔦屋書店のGALLERY EN ウォールにて、関西を拠点に活動する画家、山田千尋の個展「COME TO LIFE」が開催されます。この展示は、彼女の最新作を含む約15点の作品を特集し、懐かしさをテーマにした深いカラーパレットと情感豊かな筆致で構成されています。
懐かしさを呼び起こすアート
「COME TO LIFE」というタイトルの展覧会は、失われた時間や「今ここにいる自分」を意識させる「懐かしさ」に焦点を当てています。山田は、初めて訪れた場所や見たものに懐かしさを感じる瞬間を大切にし、そこからインスピレーションを得て作品を制作しています。特に、彼女の作品は静穏な印象を持ちながらも、鮮やかな色彩でその感情を表現しているのが特徴です。
制作へのこだわり
山田千尋は、油絵の具が乾燥する前に一気に描き上げるスタイルを採用しており、その結果生まれる伸びやかな筆致が観る者を惹きつけます。彼女の作品は、ネガティブな感情である「不安感や不快感」をテーマに持ちながら、それを昇華させる過程が描かれています。作品を通して、観る人は自身の感情や思い出を反映させることができるのです。
存在感あるシリーズ
今回の個展に出展される作品には、《day for night》や《dusty air》《SPARKS》などが含まれています。それぞれの作品は、大小さまざまなサイズで、色彩や形から山田の描く「懐かしさ」や「生き返る」というテーマが感じ取れます。これらの作品は、土日祝日の10:00から販売されるほか、一部はオンラインマーケットプレイス「OIL」でも購入可能です。
イベント詳細
- - 展示期間: 2025年10月25日(土)~11月18日(火)
- - 営業時間: 10:00〜20:00
- - 開催場所: 京都岡崎 蔦屋書店 GALLERY EN ウォール
このような魅力的な展示を通じて、アートを愛する方々に新しい発見や感情を呼び起こす機会を提供することが目的です。山田千尋の新作を観覧し、アートの力に触れてみてはいかがでしょうか。
山田千尋について
1994年生まれの山田千尋は、京都市立芸術大学を卒業後、さまざまな個展やグループ展で腕を磨いてきました。彼女は、第2023京都府新鋭選抜展で毎日新聞社賞を受賞し、注目度が増しています。これからも多くのファンの期待に応えていくことでしょう。
今後の活動や新作にもぜひご注目ください。