第7回 日経Well-beingシンポジウムの概要
2025年10月6日と7日に、大阪の関西万博テーマウィークスタジオよりオンラインで配信される「第7回 日経Well-beingシンポジウム」では、健康とウェルビーイングがテーマとなるパネルディスカッションが開催されます。このイベントは、日本経済新聞社の主催で、事前登録によって無料で参加することができます。
シンポジウムの詳細
- - 開催日: 2025年10月6日 (月) 10:30~16:00、2025年10月7日 (火) 10:30~15:30
- - 開催場所: 大阪・関西万博テーマウィークスタジオ(オンライン配信)
- - 参加費: 無料(事前登録制)
このシンポジウムでは、特に「日本のパラドックス:健康とWell-being」というテーマに焦点を当てます。健康寿命が長い日本の一方で、ウェルビーイングが低下しているという現状について掘り下げます。このセッションは英語で行われ、同時通訳も用意されています。
パネリスト紹介
パネルディスカッションには、以下の3名の専門家が登壇します。
- - ヤン・エマニュエル・デ・ネーヴ(オックスフォード大学 教授、Wellbeing Research Centre 所長)
- - ジョー・デイリー(ギャラップ グローバルアナリティクス マネージングパートナー)
- - 石井 正彦(NECソリューションイノベータ 執行役員常務)
モデレーターは、ニューヨーク大学の助教授アルデン・ライ氏が担当します。パネリストとして参加する石井氏は、NECソリューションイノベータの一員として、「誰もが自分らしく生きられる社会」を目指していることを強調しています。
石井氏の活動と背景
石井正彦氏は日本電気ソフトウェアに1990年に入社し、その後、ドイツで8年間活動。この間、欧州の気象、気候、航空、宇宙関連のプロジェクトに数多く携わりました。2011年にはベトナムに駐在しデジタル技術の普及に力を入れ、2019年にはヘルスケアベンチャーのFonesLife社を立ち上げました。
また、彼は2021年よりNECソリューションイノベータで執行役員常務として、国や自治体、医療機関向けの事業をリードしています。石井氏の活動は「HEALTHcare」と「WELL-being」を両立させるための技術支援を通じて、地域社会の幸福度向上に貢献しています。
ウェルビーイングの重要性
日本の国連・世界幸福度報告書によると、高い健康寿命を持ちながらも、ウェルビーイングが低迷しているという現象は、注目に値する問題です。このパネルディスカッションでは、石井氏とともに、こうしたパラドックスをどのように克服できるのか、専門家たちが意見を交換します。ウェルビーイングを重視する新しい生活様式や、テクノロジーの活用方法について、具体的な提案が期待されます。
「第7回 日経Well-beingシンポジウム」は、健康と幸福のバランスを探求するための貴重な場となるでしょう。関心のある方は、ぜひ事前に登録して参加してください。