インドネシア・ジャカルタの中心地に位置する複合施設「Thamrin Nine」は、その利便性と優れたデザインで注目を集めています。ここでは、新たに管理が始まった「Le Parc」と「Luminary Tower」について詳しくご紹介します。
Thamrin Nineについて
「Thamrin Nine」はジャカルタの主要なビジネスエリアであるゴールデントライアングル内にあり、すべての公共交通機関が集まる便利なロケーションです。このエリアは、地下鉄MRT、LRT、空港線、在来線、専用バス路線「トランスジャカルタ」などのアクセスが良好で、多くの訪問者やビジネスマンにとって理想的な環境となっています。また、近隣にある「ブンダランHI」と呼ばれる円形交差点は、地下通路でつなぐ新たな開発計画が進行中で、更なる発展が期待されます。
複合施設の概要
- - 敷地面積: 約52,000㎡
- - 延床面積: 約570,000㎡
- - 建物の用途: オフィスビル、コンドミニアム、ショッピングモール
- - 建物の棟数: オフィスビル4棟、分譲コンドミニアム3棟、ショッピングモール1棟
Le Parcについて
「Le Parc」は、世界的に著名な設計事務所WATGにより設計された高級コンドミニアムです。この施設は、「空間を感じられる暮らし」をコンセプトに、3棟の建物から構成されています。敷地内には、ジム、サウナ、スイミングプール、シアタールーム、バスケットコート、多目的ルーム、ボウリングレーンなど、多岐にわたる充実した設備が整えられています。
建物構成
- - The Mansion: 30戸、専有面積499~1,693㎡
- - The Terraces: 51戸、専有面積193~282㎡
- - The Townhomes: 34戸、専有面積196~666㎡
Luminary Towerについて
「Luminary Tower」は、著名な建築設計事務所KPF(Kohn Pedersen Fox)によって設計され、洗練されたデザインを実現しています。このビルは、オフィススペース、高級ホテル、サービスアパートを備えた複合施設であり、国際基準に準拠した高品質な設備を誇ります。
基本情報
- - 延床面積: 120,000㎡
- - 階数: 95階
- - 高さ: 304m
- - 用途: オフィス、ホテル、サービスアパート
インドネシアでの管理体制
大和ライフネクスト株式会社の子会社であるPT DAIWA LIFE NEXT INDONESIAがこれらの施設の管理を行い、2025年3月から運営が開始される予定です。日本での実績を活かし、より高い安全性と快適さを提供し、建物の長寿命化や不動産価値の向上に貢献するとしています。この取り組みによって、両施設の利用者が快適に過ごせる環境を整備していくことでしょう。
大和ライフネクスト株式会社は、分譲マンション、賃貸物件、商業施設、ホテルなど多岐にわたる建物管理サービスを提供しており、その理念は「より良い未来を切り開く」ことです。今後、インドネシアでの事業展開にも力を入れていく姿勢を見せており、地域経済にも貢献することでしょう。
この新たな管理体制が、ジャカルタの発展に寄与することは間違いありません。