フィンテックグローバルが横浜市の脱炭素化をサポート
フィンテックグローバル株式会社(FGI)は、横浜市の「横浜港CNPサステナブルファイナンス・フレームワーク」に賛同し、市長山中竹春氏に参加表明書を提出しました。这により、FGIは横浜市の脱炭素化に貢献するための新たなパートナーシップを結ぶこととなります。
新フレームワークの背景
横浜市は2050年までに脱炭素化を達成することを目指しており、臨海部におけるカーボンニュートラルポート(CNP)の形成に取り組んでいます。「横浜港CNPサステナブルファイナンス・フレームワーク」は、民間企業がサステナブルファイナンスを利用して港湾の脱炭素化を進めるための資金調達の枠組みです。このフレームワークは、国際的な原則やガイドラインに基づいて策定され、第三者機関であるDNVビジネス・アシュアランス・ジャパンの評価も受けています。
FGIグループは、持続可能な社会を実現するために、クライアント企業のビジネス拡大や再生可能エネルギーの活用を支援しています。今回のフレームワークを通じて、FGIは他の金融機関と協力し、脱炭素化と持続可能な成長を後押しすることを目指しています。
フレームワークの具体的な内容
この新しいフレームワークの主なポイントは以下の通りです。
対象事業者
横浜港の脱炭素化推進計画に関わる適格プロジェクトを実施する事業者が対象です。
ファイナンスの種類
- - グリーンローン(リース含む): 省エネや再エネの取り組みを目的とした資金
- - ブルーローン(リース含む): 持続可能な水管理や海洋環境保護のための資金
- - トランジションローン(リース含む): 脱炭素社会への移行を促進するための資金
資金使途
- - 適格プロジェクト向けの投資に全部または一部を充当
- - 過去3年以内に実施された適格プロジェクトの資金調達をリファイナンス
ファイナンス期間と金額
- - 原則として1年以上のファイナンス期間 検討
- - 限度額は設定されておらず、金融機関が自主的に設定可能
FGIグループの手腕
FGIは、地方公共団体の公共施設マネジメント支援にも豊富な経験を持つ子会社の株式会社パブリック・マネジメント・コンサルティングと連携して、横浜市との窓口を設ける予定です。FGIがこの取り組みを統括し、サステナブルファイナンスの組成を進めます。
企業情報
フィンテックグローバル株式会社は、東京都品川区に本社を構え、投資銀行業務など幅広い領域で地域課題の解決に注力しています。1994年に設立し、証券コード8789で東京証券取引所に上場、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを続けています。
詳細な情報については、横浜市の公式ウェブサイトやFGIのウェブサイトをご覧ください。支持を受けて、フィンテックグローバルは横浜港の脱炭素化に貢献するため、さらなる活動を展開していくことでしょう。