ミャンマーから日本へ緊急搬送を目指す心臓病赤ちゃん支援プロジェクト
たった5日で1,600万円を超える寄付を集め、大きな反響を呼んでいる心臓病の赤ちゃんを救うためのクラウドファンディングプロジェクト。運営を担当するのは、株式会社ボーダレス・ジャパンが提供する「For Good」プラットフォームです。
プロジェクトの背景
プロジェクトの中心となるのは、ミャンマーに住む犬井智朗氏の第三子、信くん。生まれた直後に「完全大血管転位症」という重篤な先天性心疾患が発覚し、命を救うためには高い医療水準を誇る日本やタイでの緊急手術が必要とされています。一般の航空便では搬送できないため、専用の医療設備を有するチャーター機(Air Ambulance)が不可欠です。これには2,000万円以上の費用がかかり、犬井氏個人では到底賄えません。
犬井智朗氏の挑戦
犬井氏は学生時代の経験から10年以上にわたり、ミャンマーの社会課題に向き合ってきた社会起業家です。彼の起業活動は、農業サービスの展開や有機肥料の製造など多岐にわたり、地域の発展に寄与しています。今回、彼の息子を救うためのクラウドファンディングが立ち上がると、瞬く間に多くの寄付が集まり、「同じ子を持つ親として支えたい」との声が広がりを見せています。
日本とミャンマーの医療支援
このプロジェクトに日本の国際医療NGO「ジャパンハート」が参加し、現地での応急処置や日本の医療機関との連携を行っています。信くんはミャンマーで実施されるカテーテル手術を受けたものの、これは一時的な対応であり、十分な治療が求められています。したがって、いち早く専門医による手術を受ける必要があります。
SNSで広がる支援の輪
このクラウドファンディングはSNSを通じて情報が拡散され、多くの方々が寄付や応援コメントを寄せています。信くんは、思いを巡らせた数々の人々の支援を受けながら、生命の危機を乗り越えようとしています。「生まれて7日目の赤ちゃんが、こんなにも強く生きようとしている」との声には、支援者の想いが込められています。様々な形での応援が、プロジェクトを支える大きな力となっており、温かい言葉は1,900件を超えました。
まとめ
信くんを救おうとする多くの人々の熱意と支援が集まり、この命のリレーが無事に成功することを願っています。MISSIONを持つボーダレス・ジャパンが創設したこのプロジェクトが、どのように多くの人の心に響いているのかをぜひ見届けてください。心臓病の赤ちゃんの希望をつなぐために、あなたも少しでもその輪に加わってみてはいかがでしょうか。
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