六本木に新たな和菓子体験「九九九」が誕生！

六本木に誕生した和菓子のお店「九九九」

2024年11月28日、東京・六本木に和菓子専門店「九九九」がグランドオープンしました。「九九九」は、日本の伝統文化である和菓子とお茶を楽しむことで心を和ませる、これまでにない体験を提供しています。店名には、茶の湯文化を大成した千利休に対する敬意が込められており、訪れる人々に茶の楽しさを再発見してもらうことが目的です。

店内は、茶室の要素を取り入れつつも、カジュアルにお茶を楽しめる空間に仕上がっています。和の伝統を大切にしながらも、リラックスできる雰囲気が漂うこの場所では、作品のように展示されたアートや骨董品もお楽しみいただけます。

注目のペアリングコース

「九九九」では、季節ごとに厳選した良質な素材を用いた和菓子と、お茶のペアリングコースを主力メニューとしています。このコースでは、温度や質感を活かした出来立ての和菓子が楽しめ、特に目の前で作り上げられる練り切りの実演は、来店者の心を深く魅了することでしょう。

また、夜には和菓子が楽しめる一品揃いや、オリジナルの茶カクテルもご提供しています。日本の飲食シーンではまだ珍しいこのような和菓子のコース仕立てを、ぜひ体験してみてください。

オーナーの熱い想い

「九九九」のプロデューサーである見冨右衛門は、和菓子職人の藤田凱斗との出会いから強いインスピレーションを受けました。和菓子職人がその場で仕上げた温かさや質感に驚き、ショーケースに並ぶだけの和菓子ではなく、目の前で作られる過程を楽しんでほしいという願いを持つようになったのです。また、茶の湯を学んでいく中で、茶と和菓子の新しい楽しみ方を提案したいという意欲も高まったとのことです。