美容師から品質管理のエキスパートへ！清水のリペア技術革命

株式会社ペンギントレードは、2024年9月に渋谷区宇田川町に新オフィスを移転し、新たな挑戦をスタートさせました。この新しい環境でのプロジェクト『JRBオークション』の実施に向けて動き出していますが、今回はその品質管理部門のマネージャー、清水隆蔵さんにインタビューを行い、彼のキャリアの変遷やリペアの技術について伺いました。

1. 清水隆蔵さんの経歴

清水さんは、2018年にペンギントレードに参加し、代表の佐藤と以前から共に働いていた経験があります。彼はもともと美容師として活躍していましたが、その経験を生かしてリペアやクリーニングの分野にキャリアを移してきました。清水さんは、自身が携わる業務の重要性をしっかりと把握し、商品の販売価値を高めるために全力を尽くしています。

2. 品質管理部門のミッション

清水さんが率いる品質管理部門では、バイヤーが仕入れた商品のリペアやクリーニングを行っています。彼は、商品の本来の美しさや機能を最大限に引き出すことがミッションだと語ります。そのため、ただ補修するのではなく、商品が持つ価値を一層高める技術を追求しています。

3. リペア業務の具体的内容

日々の業務には、バッグや貴金属、アパレルの修復が含まれています。清水さんは、商品本来の色味や状態に戻すことを念頭に置いて、クリーニングから色補修まで幅広く手掛けています。その作業は、自然な仕上がりを心掛け、できる限りの商品価値を引き出すための努力を惜しまないものです。

4. 成功体験と技術向上

最近のプロジェクトでは、シャネルの黒バッグの補色技術を開発し、誰もが自然な仕上がりだと評価してくれるレベルにまで到達しました。この成功の要因は、薬剤の成分理解とその反応を見極めることにあると清水さんは語ります。日々の実践と研究が成果に結びつくことを実感しています。

5. 職務中のやりがい

清水さんが感じるやりがいは、予想以上の仕上がりに達した時や、社会での評価を受けた時です。商品の状態を最高に保つことが、最終的にお客様の満足度に直結するため、品質管理は非常に重要な役割を果たしています。

6. チームとの連携と挑戦

清水さんの部門は、定期的なミーティングを通じて進捗を共有し、それぞれの強みを活かしながら業務を進めています。彼自身も元々ネガティブ思考だったところから、ポジティブな姿勢に変える努力が求められたと振り返ります。

7. 今後の展望

今後は、ペンギントレードの製品が世界で評価されることを目指している清水さん。彼は、技術をさらに高め、より良い状態に持っていくことを重要視しています。また、9月26日には新オフィスで『JRBオークション』が開催されますが、ここでも品質管理部門の役割が期待されています。

新たな挑戦を迎えたペンギントレード。清水さんのリペアに対する情熱は、同社の認知度向上と商品の価値を高めることに貢献し続けるでしょう。