香川の伝統工芸を楽しむ「工芸ウイーク2024」
香川県高松市で開催される「工芸ウイーク2024」に合わせ、神戸阪急にて「工芸ウイーク2024 ポップアップストア~工芸物産会~」が開催されます。このイベントは、香川県の多様な伝統工芸や地域特産品を展示・販売し、訪れる人々にその魅力を知ってもらう絶好の機会です。
会場となる「まちのシューレKOBE」は、瀬戸内地区の魅力を紹介するスペースで、香川の豊かな文化が凝縮された商品が揃っています。特に、四国地方で育まれた素敵なアイテムが数多く集められています。来場者は、ただ商品を見るだけではなく、作り手と直接交流しながら工芸を学ぶことができるワークショップや実演も楽しめるのがこのイベントの大きな特徴です。
出展者と作品の紹介
出展者には、香川県の伝統工芸を支える多くの団体や職人が参加します。例えば、AJI PROJECTによる庵治石や、市原の菓子木型、大川原染色本舗の讃岐のり染など、各地の工芸品が幅広く取り揃えられています。こちらでは、技術ばかりでなく、職人の情熱や地域の歴史も感じられることでしょう。
また、讃岐かがり手まり保存会による手まりや、森羅 Sinraの香川漆器、盆栽の中西珍松園、志度桐下駄の山西商店、洋服を提供するCURLY&Co.川北縫製など、注目の出展者がそれぞれの技を披露します。
ワークショップの詳細
イベント期間中には、特別なワークショップも開催されます。例えば、讃岐かがり手まりのワークショップでは、参加者がコスモスをモチーフにした手まりを作成します。全くの初心者でも楽しめる内容で、色の選び方や配置によって自分だけのオリジナル手まりを完成させることができます。
- - 日程: 10月16日(水)
- - 時間: ①10:30~12:30 ②14:00~16:00
- - 参加費: 5,500円
- - 定員: 各回6名
又、讃岐のり染めの実演も見逃せません。伝統的な技法を用いて鮮やかな図柄を生み出す様子を見ることができます。
- - 日程: 10月19日(土)
- - 時間: 10:30~19:00(申込み不要)
さらに、香川の漆芸家が行う金継ぎのワークショップもあります。自分の器を修復する技術を学ぶことができるこのプログラムは、参加者が持参した品物を使って実践的に学べるチャンスです。
- - 日程: 10月25日(金)・26日(土)
- - 時間: ①11:00 ②15:30
- - 参加費: 11,000円(キット付き)
- - 定員: 各回5名
参加申し込みとお問い合わせ
ワークショップへの参加は、阪急阪神百貨店のイベント予約サイトから先着順で申し込むことができます。詳細は下記リンクからアクセス可能です。
問い合わせは神戸阪急本館6階「まちのシューレKOBE」まで、午前10時30分から午後7時30分まで受け付けています。
工芸ウイークの魅力
「工芸ウイーク2024」は、香川県の豊かな工芸に関する知識を深めるだけでなく、実際に体験することができる貴重なイベントです。高松市での開催を経て、神戸でもその魅力を発信できることに感謝し、この機会に多くの人に参加してもらいたいです。工芸を通じて、香川の魅力に触れ、体験する時間を持つことをお勧めします。