発達障害を考えた「でこぼこポン！発明品展」が東京で開催

「でこぼこポン！発明品展」開催

発達障害や発達に「でこぼこ」がある子供たちをサポートするNHK Eテレの人気番組「でこぼこポン！」が、特別展「でこぼこポン！発明品展」を2024年9月28日から10月14日まで、東京都目黒区のCEKAI O!K STORE&SPACEで開催します。

この展覧会では、NHK Eテレで放送されている「でこぼこポン！」に登場する発明品を直接見ることができ、番組の魅力を体感できる貴重な機会です。展覧会には、50点以上の発明品の中から厳選した20点が展示され、それらがどのようにして生まれたのかを示す設計図も初公開されます。また、実物を間近で観察することで、意外にも日常の身近な素材で作られている発明品の「工夫」を発見する素晴らしいチャンスとなります。

注目の発明品

展示の中には、自立支援を目的とした発明品が数多く含まれています。たとえば、順番が「分かる」発明品「じゅんわんこ」や、おしゃべりを“見る”ことを助ける「みみタブレット」など、どれもが子供たちの生活をより豊かにする工夫が詰まっています。

特に、インタラクティブな要素もあり、来場者は「ポン」と「モッポン」の特別レプリカと共に記念撮影ができるミニスタジオも設置されていて、子供たちが楽しみながら学べる環境が整っています。

地域とのつながり

CEKAI O!K STORE&SPACEは、個性的なクリエイターが集まる多目的スペースであり、アーティストやデザイナーとのコラボレーションアイテムも企画・販売しています。今回の展覧会は、地域のクリエイティブシーンと子供たちの教育を結びつける重要な役割を担っています。

「でこぼこポン！」は、困難に直面する子供たちに焦点を当て、彼らが社会生活を送るために必要なスキルを楽しく学べる番組です。発明家「でこりん」とその友達「ぼこすけ」、不思議な生き物「ポン」と共に、毎回新しい発明品を通じて聴解力やコミュニケーションの大切さに触れています。