大阪の緑地開発の新時代
2025-03-18 15:53:43

グラングリーン大阪がTSUNAG認定の最高評価を取得し緑地開発をリード

グラングリーン大阪の新たな挑戦—最高評価取得



3月18日、グラングリーン大阪が国土交通大臣より2024年度の「優良緑地確保計画認定制度(TSUNAG)」において最高ランクである「トリプル・スター」を認定されました。この認定は、三菱地所株式会社をはじめとするグラングリーン大阪開発事業者JV8社及び一般社団法人うめきたMMOが手掛けた緑地整備とそれに対するマネジメント計画に対して与えられたものです。

TSUNAG認定の意義とは?



「TSUNAG」は、気候変動への対応や生物多様性の確保、さらにWell-beingの向上といった重要な社会課題を背景に、国土交通省が創設した制度です。近年、緑地が持つ多様な機能は高く評価されており、これにより民間投資を通じた環境分野への取り組みが拡大しています。今回のトリプル・スター認定は、グラングリーン大阪がこの期待に応えた結果です。

緑地構造の評価要素



本プロジェクトでは、官民連携によるシームレスな緑地整備が進められました。特に、ランドスケープファーストのデザイン理念に基づき、「うめきた公園」や「北館・南館」の整備において、緑地の量と質が厳しく評価されています。具体的には、緑地面積が全体の37%を占め、約320種類、1600本の植栽が整備されたことがポイントです。これにより、CO2の固定能力や、生物多様性の確保が図られ、特に鳥類や昆虫の誘致を目指す生態系への配慮がなされています。

さらに、来街者の健康を促進するためのパークマネジメントやエリアマネジメントに関する取り組みが評価され、1つの地域が持つ緑地の価値が創出されました。まさに、単なる美しい緑地ではなく、地域の生態系や住民の健康を支えるための重要なインフラとしての役割を果たしています。

今後の展望



グラングリーン大阪の開発事業者とMMOは、3月21日に南館のグランドオープンを迎え、さらなる“みどり”のある持続可能なまちづくりに向けての取り組みを強化していきます。これにより、日本全国におけるまちづくりのGX(Green Transformation)を推進するための重要な模型となるでしょう。

また、今後の展開としては、うめきた公園のパークマネジメントや周辺道路の整備を通じて、更なる景観の形成や街区ブランディングの向上を目指しています。そして、先行開発区域であるグランフロント大阪を統合し、関西における国際競争力強化や持続可能な発展に貢献することを目指します。

まとめ



グラングリーン大阪の今回の最高評価の獲得は、単なる緑地整備を超え、地域社会にとって重要な資産として位置づけられています。これは、地域の未来を見据えた計画であり、今後の持続可能な発展に向けた大きな一歩です。私たちも、このプロジェクトの進展を注視し、ここから生まれる新たな価値に期待しましょう。


画像1

画像2

会社情報

会社名
阪急阪神不動産株式会社
住所
大阪府大阪市北区芝田一丁目1番4号阪急ターミナルビル内
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。