警視庁の新防犯アプリ「Digi Police」記者発表会にて発表される機能とは

東京を拠点にする警視庁が、このたび新しい防犯アプリ「Digi Police」を発表します。このアプリは、特殊詐欺に対抗するために設計されたもので、2016年3月1日から運用が開始される予定です。オレオレ詐欺や架空請求など、日々進化を遂げる巧妙な詐欺から市民を守るための情報が、スマートフォンで簡単に得られるようになります。

このアプリの目玉は、単に情報を提供するだけではなく、使用者が楽しみながら防犯意識を高められるように工夫されている点です。首都圏で生活する人々や、訪れる観光客にとって便利なツールとなることを目指しています。具体的には、日常的に危険が潜む様々なシチュエーションについての注意喚起や、利用者自身が防犯を意識しやすくするための機能が充実しています。例えば、特殊詐欺に関する事例紹介や、実際の事件を基にしたクイズ形式のコンテンツが用意されています。

実際に記者発表会では、警視庁犯罪抑止対策本部の公式キャラクター「テワタサナイーヌ」や、地域のご当地キャラクターも参加する予定です。これらキャラクターたちが、アプリの機能を紹介する寸劇を通じて、参加者に効果的なメッセージを届けることが期待されています。特に、若者層へのアプローチを意識しているとのことです。

加えて、開発に携わったスタッフやキャラクターたちとの囲み取材も設定されており、参加者は今後の展開について直接質問することができる貴重な機会となります。そのため、多忙な日々を送るメディア関係者も、ぜひとも足を運んでみる価値があるでしょう。

この防犯アプリ「Digi Police」は、iOSおよびAndroidに対応しており、利用は無料です。ダウンロードを通じて、防犯意識を高めつつ、日常生活の中で役立つ情報をスマートに受け取ることができるため、特に高齢者や若者にとって利用しやすいものとなっています。危険を未然に防ぐための対策として、積極的に活用していきたいアイテムと言えるでしょう。

今後も警視庁は、市民が安心して生活できる環境を整えるために様々な取り組みを進めていくことでしょう。「Digi Police」はその一環とし、逆に市民の防犯意識を高める助けとなることが期待されています。これからの防犯アプリの重要性が、ますます増していくことは間違いありません。この機会に、ぜひ一度活用してみてはいかがでしょうか。

【防犯アプリ「Digi Police」特設サイト】
http://tewatasanainu.tinami.com/