AIによる新しいアクセス解析技術『CACICA』が登場!
株式会社シンカーは、最新のAI技術を活用し、マーケティング支援を目的とした新サービス「CACICA(カシカ)」の提供を開始しました。この新しいツールは、従来のアクセス解析ツールと一線を画す特徴を持ち、特に企業が抱える解析の導入や成果につながらないという課題に応えます。
背景と課題
昨今、多くの企業は様々なマーケティングツールを導入していますが、実際には「施策に活用できない」「導入したが使われていない」「体制が整っていない」といった問題を抱えることが多いのが現状です。これに対処するため、シンカーは特にコスト面を重視したアプローチを打ち出しています。具体的には、ツールの導入コストを0円とし、必要なコンサルティング費用のみを請求します。
CACICAの特徴
CACICAは、_tag設置のみで迅速に導入可能_であり、AIが膨大なアクセスログを解析し、ユーザーの行動をデザインします。その特筆すべき特徴は以下の3点です。
1.
クラスター分類: アクセスログに機械学習を組み合わせることで、顧客の行動に基づき自動的に複数の顧客クラスターに分類します。
2.
カスタマージャーニーの可視化: 各クラスターごとの代表的なサイト内ジャーニーを1本の線として可視化し、顧客の動向を理解しやすくします。
3.
コンテンツの自動可視化: CVユーザー(コンバージョンするユーザー)とCVなしユーザーの行動を比較し、Webサイトの課題となるコンテンツを自動的に可視化します。
AI解析の導入は、タグ設置だけで開始でき、ユーザーは手軽にこれらの機能を利用できるのです。また、CACICAが発見したコンテンツを見直すことで、ユーザーインターフェース(UI)やユーザーエクスペリエンス(UX)の改善が可能です。
今後の展開
現時点ではβ版としてリリースされていますが、今後はヒートマップ機能やクロスデバイス機能、位置情報を用いた分析機能、アプリ計測機能などの追加が予定されています。これにより、より一層柔軟で深いデータ解析が可能となるでしょう。
会社概要
シンカーは、2017年に設立され、CDP(顧客データプラットフォーム)やDMP(データマネジメントプラットフォーム)の導入支援、マーケティングダッシュボードの構築、BIツールの導入コンサルティングを行ってきました。特にマーケティング分野においては、実際に業務に結びつくAIや機械学習の活用を目指し、積極的にプロダクト開発とコンサルティングを行っています。
詳しくは、公式ウェブサイト
CACICA や
シンカーをご覧ください。