海外振込をもっと簡単に、RemitAidの新サービス
株式会社RemitAidが新たなサービス「海外ラクヤス振込」のβ版を発表しました。これにより、海外企業との取引を円滑に行うことが可能になります。同社は、海外企業との経済的な関係を深めることを目的として、現地口座を開設し、国内振込で受け取りが可能なクロスボーダー決済プラットフォームを提供しています。
開発背景
近年、国際ビジネスが増加する中で、海外企業との取引において債権回収にかかる手数料が高くなる問題が浮上しています。特に、日本から海外への送金は、未だに多くの煩雑な手続きを伴い、業務効率に影響を与えています。これに対処すべく、RemitAidは顧客のフィードバックを基に、新たな決済ソリューションを開発しました。
サービスの概要
「海外ラクヤス振込」は、新たに現地口座を開設することで、海外企業から現地国内振込を利用して受け取ることができるサービスです。これにより、面倒な外貨取り扱いや高額な送金手数料の負担を軽減することが可能になります。現地口座が開設可能な国であれば、取引先は国内取引と変わらない方法で容易に送金できるのです。
主なメリット
1.
手数料削減: 特にマイナーな通貨を使用した場合、国内振込と同じ感覚で送金が行えるため、手数料が大きく減少します。
2.
業務負荷の軽減: 海外の取引先や子会社からの債権回収業務がよりラクになります。
具体的な事例
- - EU圏からの送金: 1,000万円相当の決済をユーロ建てで実施する場合、手数料を大幅に削減することが見込まれます。
- - フィリピンから送金: 100万円相当の決済をフィリピンペソ建てで行うことで、さらにコスト削減が期待されます。
業界でのユースケース
当社のサービスは、さまざまな業界での利用が期待されています。主に、以下の2つのケースが導入されています。
- - 販売時の決済: 海外取引先への販売に際し、手数料を削減し、顧客満足度を大幅に向上させる手段として活用されています。
- - 債権回収時の利用: 海外子会社からの債権回収においても、手数料を削減しつつ、業務負荷を軽減する効果があります。
RemitAidのビジョン
RemitAidは、国境を越えた取引におけるさまざまなリスクやコストの課題を解決することを目的としています。商品の破損や紛失、債権の未回収といった問題から企業を守る新たな決済インフラを構築し、「お金の国境を無くす」というビジョンを掲げて事業を展開しています。
今後の展開に注目が集まる「海外ラクヤス振込」。このサービスによって、海外取引がさらに身近になることが期待されます。
会社情報
- - 会社名: 株式会社RemitAid
- - 所在地: 東京都渋谷区初台1-51-1 初台センタービル
- - 代表取締役: 小川裕大
- - 設立: 2022年8月8日
- - ウェブサイト: RemitAid公式サイト