経済産業省主催のヘルスケア新事業展開セミナーが大盛況
概要
2023年8月28日、東京・千代田区にある大手町フィナンシャルシティ サウスタワーのカンファレンスセンターにおいて、認定特定非営利活動法人 経営支援NPO クラブが主催した「医療・福祉・健康分野への新事業展開セミナー」が開催されました。このセミナーは、経済産業省の「中堅・中核企業の経営力強化支援事業」の一環として実施され、中堅企業を対象にした新事業構築のサポートが目的です。
参加者の反響
今回のセミナーには、当初の目標を大きく上回る207名の参加者が集まりました。80名以上が会場に直接来場し、さらに127名がオンラインでの参加を選んだ結果、結果的に業界への関心の高さを示すものでした。セミナーが行われる中、台風接近の影響が懸念される中でこのような盛況となったことは、特に注目に値します。
講師陣の紹介
セミナーの内容は、経験豊かな講師たちによって進められました。経済産業政策局の木本一花氏、元オリンパス代表取締役社長で医療機器産業研究所上級研究員の髙山修一氏、国産初のIABPバルーンカテーテルを開発し、映画『ディア・ファミリー』のモデルでもある筒井宣政氏が登壇しました。それぞれの講演を通じて、医療・福祉・健康分野における新たなビジネスの可能性が示されました。
参加者の感想
参加者から寄せられた感想は非常に好意的で、「セミナーの冒頭における経産省の説明によって、中堅企業の法的な位置づけについて良く理解できた」、「髙山氏の講演からはヘルスケア分野の需要が今後も拡大するとの実感を得た」といった声がありました。そのほかにも「筒井氏の体験談は非常に迫力があり、感動する内容だった」との意見もあり、講師たちの専門性に対する信頼感も感じられました。
今後の展望
今回のセミナーは終了しましたが、NPOクラブは次なるステップとして参加企業の中から10社を選定し、来年2月まで伴走支援を行う予定です。これにより、中堅・中核企業はヘルスケア分野における新たな挑戦を実現することが期待されています。セミナーを通じて得られた知識や人脈が、今後の事業展開にどのように活かされるのかが注目されます。