84歳の現役漫画家・バロン吉元が描くライブパフォーマンス開催！

84歳の現役漫画家・バロン吉元氏の特別イベント

2025年5月10日（土曜日）、東京都新宿の紀伊國屋書店新宿本店で、84歳の現役漫画家・バロン吉元氏によるライブペインティングイベントが開催されます。このイベントは、原作を寺山修司が手掛けた新作漫画『あゝ、荒野』1巻の発売を記念して行われます。

ライブペインティングとサイン会

イベントは、午後2時に始まり、最初の1時間はライブペインティングが行われます。バロン吉元氏がキャンバスに直接描くその瞬間を目の前で見ることができる貴重な機会です。その後、午後3時10分からはサイン会が行われ、事前に予約をしたファンたちが彼との交流を楽しむことができます。

参加方法としては、4月21日から電話での予約受付がスタートします。定員に限りがありますので、早めの予約が推奨されます。また、当日参加券も配布されるため、興味のある方はぜひ足を運んでみてください。

限定特典と関連イベント

さらに、特典として当日新刊コミックスをご購入いただいた方には、紀伊國屋書店新宿本店限定のカバーが付属します。そのデザインは、鮮やかな青色が印象的な“バリカン”が描かれた特別仕様となっています。

イベントに合わせて、２階と５階では「寺山修司×バロン吉元『あゝ、荒野』コミックス1巻発売記念フェア」も開催されます。ここではバロン吉元氏の名作が集結し、貴重な原画やパネル展示も行われる予定です。

作品の舞台背景

『あゝ、荒野』は、1960年代の新宿を舞台に、ケンカ自慢の青年・新次と無口なボクサー・バリカンの友情と成長を描いた作品です。新次は仁王ボクシングジムでバリカンという腕っぷしの強い仲間と出会い、共にボクシングに打ち込んでいく姿が描かれています。

バロン吉元の軌跡

バロン吉元氏は1940年に旧満州で生まれ、59年に劇画家デビュー。代表作『柔俠伝』シリーズで幅広い支持を受け、80年代には海外での活動も行いました。『あゝ、荒野』の新連載は、彼にとって約20年ぶりの漫画作品となり、多くのファンから注目を集めています。

このように、バロン吉元氏のイベントはただのサイン会ではなく、彼の創作過程を目の前で体感できる貴重な機会です。ファンにはたまらないこのイベントを、ぜひ多くの方に楽しんでいただきたいです。

詳細については、紀伊國屋書店の公式HPをご覧ください。