保護犬たちが登場！第64回全国矯正展でのピースワンコの取り組み

2024年11月23日、東京国際フォーラムで開催された「第64回全国矯正展」にて、保護犬たちが登壇し、注目を集めました。このイベントは、矯正行政の現状を広めることを目的として法務省が実施したもので、保護犬の譲渡活動を行う「ピースワンコ・ジャパン」が特別参加したのです。

ピースワンコ・ジャパンの活動

「ピースウィンズ・ジャパン」は、難民支援や被災地支援を行う国際協力NGOでありながら、保護犬の譲渡活動にも力を入れています。特に、殺処分ゼロを目指し、動物愛護センターから救出された犬たちに新たな家族を見つけるための活動に取り組んでいます。

イベントのステージには、元野犬の保護犬チャヤとルーナが登場し、彼らのトレーニングの成果を披露しました。ピースワンコ・ジャパンの代表がこのプロジェクトの立ち上げ経緯と、刑務所内で行う保護犬のトレーニングについて説明し、受刑者の更生につながる希望を語りました。

著名人たちとの交流

ステージには、特別矯正監である杉良太郎氏や、警察庁特別防犯支援官の伍代夏子氏など、著名人が揃い、保護犬プロジェクトに対して情熱を持つ言葉を重ねました。杉氏は、元野犬を家庭犬に育てることで、受刑者にも愛情の大切さを知ってほしいと訴え、伍代氏は「りく・なつ同室避難推進プロジェクト」のアンバサダーとして、ペットと共に避難所に入れる環境を作る重要性を力説しました。