徳島で新作上映！迫力の4K映像が描く海の世界

徳島が誇る新たな映像体験「きらめきの海空」

徳島県の神山町に拠点を置く株式会社丸菱が制作した「とくしま４Ｋ水族館」シリーズの最新作、「きらめきの海空 TOKUSHIMA 4K AQUARIUM EDITION」が、海洋自然博物館マリンジャムの4Kシアターにて上映されることが決まりました。この作品は、子どもたちに地元の美しい海の魅力を伝え、さらなる興味を引くことを目的としています。

この新作は特に注目されており、昨年世界で初めて4K映像で撮影されたエダミドリイシの産卵シーンが含まれています。豊かな生態系を持つ竹ヶ島海域公園周辺の海洋生物を、4K画質で迫力のある映像として楽しむことができ、合計45種類の海の仲間たちが登場します。

上映詳細

上映期間：2018年10月28日から
上映時間：09:00から16:00まで（随時上映）
上映場所：海洋自然博物館マリンジャムの1階4Kシアターにて。

30分間の上映時間で、映像は350インチの大画面に映し出され、海洋自然博物館の展示をさらに引き立てる形で構成されています。ナレーションにはFM徳島でお馴染みの蔭山洋子さんが登場し、視覚だけでなく聴覚でも楽しめる充実した内容となっています。

石井友規社長が手掛けるこの作品は、エダミドリイシの保全活動の紹介や、マリンジャムから出航する海中観光船「ブルーマリン号」の体験内容も取り入れており、ナレーションやテロップを通じて様々な生物についての情報が提供されます。

4K・VR徳島映画祭での特別上映

さらに、11月22日から24日には神山町で開催される「4K・VR徳島映画祭」にもノミネートされ、こちらでも4Kシアターと8Kシアターでの上映が確定しています。この映画祭では、同じく「きらめきの海空」のVR体験も楽しむことができ、実際に海中にいるかのような臨場感を味わえることでしょう。

自然の魅力を伝える目的

この4K映像作品は、現代の子供たちに自然環境への関心を深めてもらうために制作されています。丸菱の代表、石井友規氏は国内外での環境取材の経験を生かし、自然との触れ合いが少ない子供たちへ今の地球の姿を届けることを目指しています。彼のビジョンは「神は細部に宿る」であり、細やかな表現によって視聴者の心に響く作品作りを心がけています。