株式会社Party、九州のスポーツシーンに新風を吹き込む
株式会社Partyが九州初のXリーグチーム「ハカタネクスト福岡SUNS」(福岡市早良区)への出資を開始したことが発表されました。この取り組みは、地域スポーツチームの育成と持続可能な経営モデルの確立を目指すものであり、同社の「同志ファンド」事業の一環です。
地域スポーツチームの新たなモデル
「ハカタネクスト福岡SUNS」は2017年に設立された社会人アメリカンフットボールチームで、創設以来短期間でX1SUPERに昇進しました。この実績は、チームが地域密着型の運営を行い、多くのファンに支えられていることの証です。しかし地方でのプロスポーツ活動は資金や運営における課題も多く、持続的な成長にはしっかりとしたサポート体制が必要不可欠です。
同志ファンドの理念と目的
株式会社Partyが推進する「同志ファンド」は、「想いはあるが障壁を抱える熱狂的な原石を支援する」という理念のもと、資金を提供するだけでなく、経営面でもサポートを行うことを目指しています。具体的には、「協賛営業」や「スポンサーコミュニティ化」を推進し、SUNSがより強力なパートナーシップを築けるよう支援します。
このような取り組みを通じて、ハカタネクスト福岡SUNSのブランドは高まり、地域スポーツの発展にも寄与することが期待されています。
両代表者の想い
同ファンドの設立者である株式会社Partyの代表・葉倉歩は、「ハカタネクスト福岡SUNSが地域発のチームとして短期間で成功を収めたのは、代表の吉野さんの情熱と地域活動への信頼があってこそ」と述べています。
吉野代表は、今回の出資に感謝の意を表しながら、競技のさらなる発展を誓いました。特に2027年度のX PREMIERライセンス取得を目指す意欲的な目標を掲げ、この挑戦を通じて成長していく姿勢を示しています。
具体的な取り組み
今後、ハカタネクスト福岡SUNSは、以下の3つの方向性で運営を強化していく考えです。
1.
基盤の強化:収益源の多様化と運営体制の最適化。
2.
地域との共創促進:地元企業や自治体との連携を強め、地域イベントや教育活動を充実させる。
3.
Partyの役割:協賛営業の推進し、スポンサーコミュニティの実現を目指します。
共創パートナーの募集
この度の取り組みを通じて、スポーツや地域活性に共感するパートナーを広く募集しています。スポーツスポンサーとしての支援や、地域イベントにおける共同企画など、多様な形での協力を期待しています。
おわりに
株式会社Partyとハカタネクスト福岡SUNSの取り組みは、単なる資金援助に留まることなく、地域の活性化と持続的なスポーツ文化の形成を目指しています。地域とともに成長するプロスポーツチームの姿勢は、今後の日本のスポーツ界に新しい風を送ることでしょう。このように、地方スポーツチームのモデルケースとなることが期待されています。