学研グループ社内報『Gakken Life』が社内報アワードで受賞
2025年10月10日、学研ホールディングスが運営する「Gakken Life」は、ウィズワークス株式会社主催の「社内報アワード2025」においてブロンズ賞を獲得しました。今回の受賞は、2024年の初出場時にも同じ賞を受けており、2年連続の快挙となります。
学研の歴史と『Gakken Life』の意義
学研グループは1946年に設立され、社内報『Gakken Life』は1958年から発行が始まりました。その背景には、社員が会社の真の姿を理解し、価値観を共有することで活性化を図るという意図があります。創刊当初は白黒の1枚の紙というシンプルな形態から、時が経つにつれて進化を遂げ、現在ではWebシステムを通じて月1回の配信が行われています。これにより、全社員が簡単にアクセスできるようになりました。
受賞企画の詳細
今回の受賞の根底にあるテーマは「いつも心にGakken 頭文字(Initial)Values」です。この企画は、学研グループの行動指針を各社員が自らの業務にどう活かしているかを知るための連載として2023年11月号からスタートしました。「G」のGrowthから「N」のNew Stageまでの頭文字を用いて、アクションを促す内容が展開されています。2025年5月号までに参加したグループ会社は110社中31社に上り、多様な意見交換が行われました。
コミュニケーションとダイバーシティ
社内報アワードの審査員からは、企業文化を理解するための多角的アプローチや、社員間のコミュニケーションを強化する取り組みが評価されました。社内の多様性に配慮し、全ての年齢層や国籍の社員がひとつのプロジェクトに参加している点も大きな評価ポイントとなっています。特に、「Gakken頭文字(Initial)Values」の講演会やワークショップを通じて、社員一人一人が自らの経験を共有し合い、企業のビジョンを自分のものとして感じる機会を提供しました。
デザインと認知度向上
社内報のデザインも重要な側面を担っています。学研のブランドカラーである緑を基調にしたデザインは一貫性を持たせ、社員が見ても親しみやすい印象を与えています。さらに、各社との連携を強化し、ブランドに対する認知度を高めていく姿勢も評価されました。
社内報アワードの意義
社内報アワードは、企業のコミュニケーションの質を向上させるための全国規模のイベントとして定着しています。このアワードを通じて、優秀な社内報が認知され、企業同士の交流が進んでいます。
結論
学研ホールディングスの社内報『Gakken Life』は、その革新性とコミュニケーション力によって、社内の風土を育む重要なツールとなっています。企業の文化を広め、社員同士のつながりを強めるための絶え間ない努力が、社内報アワードでの受賞につながったことを示しています。今後も、こうした取り組みが続けられることを期待しています。