志摩市のデジタル化推進
2025-07-08 10:34:47

志摩市がデジタル化推進事業を開始 フォーバルが支援へ

三重県志摩市は、地域企業のデジタル化欲求に応えるために、新たな試みをスタートしました。これを支援するのは、東京都渋谷区に本社を持つ株式会社フォーバルです。フォーバルはこのたび、志摩市が進める「令和7年度市内企業デジタル化推進事業」を受託し、地域の産業を活性化させる役割を担うことになりました。

事業の背景と目的


志摩市は現在、人手不足や業務効率化の必要性を感じた企業が多数存在しています。そのため、IoTやAIなどの最新技術を活用し、生産性を向上させたり、新しい価値を生み出したりするための支援が求められています。このデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進が急務であると位置づけられています。

フォーバルのアプローチは、単なるDX推進に止まらず、企業に直接出向き、彼らの課題解決を共に考えることにあります。これにより、企業自らが変革を実現できるように必要な知識と体制を構築する手助けを行います。さらに、このプロジェクトを通じて得られた成功モデルを広め、地域全体の意識向上を図ることで、志摩市の商工業が次のステージへと進むことを目指しています。

具体的な事業内容


このデジタル化推進事業は、以下の5つの柱から成り立っています。

1. 業務全体の企画・運営と専門コンサルタント配置


まずは、事業の体制を整え、円滑な運営を行います。専門の調査員やコンサルタントを配置し、計画的に進めます。

2. 企業訪問による実態調査


約70社の市内企業を対象に実態調査を行います。業種や地域性に配慮しながら、訪問計画を策定します。ここでは「きづなPARK」を活用し、企業の現状を可視化。課題の明確化を図ります。計画した内容は、データベースに蓄積され、地域全体の傾向把握にも活用されます。

3. DXに関するセミナー開催


企業のDX推進に必要な基礎知識を習得するため、2回以上のセミナーを実施します。オンラインでも参加可能な形で、多くの企業が学べる機会を提供します。

4. 短期のDX伴走支援


特に困難を抱える企業に向けて、8社以上に対して約4か月間の支援を行います。課題整理や対応策の助言、ツール導入、人材育成など、企業毎に異なるニーズに応じてサポートします。

5. 成果事例集の作成


伴走支援の成果を集約し、記事化して公開します。この成果を他の企業と共有することで、さらなる波及効果を期待しています。

まとめ


志摩市はこの取り組みを通じて、企業のデジタル化を進め、地域の商工業を支えていきます。フォーバルは、これまで全国の自治体とも連携し、多くのDX支援事業に携わった実績があります。志摩市でも企業の変革を促し、持続可能な地域産業の育成を図ります。 デジタル化は決して難しい挑戦ではなく、共に歩むパートナーがいることでスムーズに進められるのです。今後の展開が非常に楽しみです。


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会社情報

会社名
株式会社フォーバル
住所
東京都渋谷区神宮前五丁目52番地2号 青山オーバルビル14階
電話番号
03-3498-1541

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