新東工業が可搬式地面反力計の新たな使用法を発表
名古屋に拠点を置く新東工業は、自社が開発した可搬式地面反力計「フォースプレート by ZYXer®」のさまざまな用途を広げていくことを発表しました。これまで、主に研究機関やトップアスリートによる動作解析に使われてきたこの計測器を、教育機関や高齢者向けの体験イベントに拡大し、人間の動きを力学的に理解し応用するバイオメカニクス分野での利用を進めていく考えです。2026年度までに販売目標として100枚(50セット)の販売を見込んでいます。
フォースプレートの技術
「フォースプレート by ZYXer®」は、長い間ロボット制御に利用されてきた高精度6軸力覚センサ技術を駆使した高機能な計測器です。この計測器は、業界最軽量クラスという特性を生かし、地面反力を測定する機会を広げています。身近な体験会や体力測定イベントにも導入し、アマチュアスポーツや学校教育、高齢者の健康促進に役立てることを目指しています。特に、重さが約8kgという軽量設計により、持ち運びが容易で、様々な場所での使用が可能です。
体験型ゲーム「MOMO UP」
新東工業は、このフォースプレートの活用をさらに広げるために、昨年「MOMO UP」という体験型ゲームを開発しました。このゲームは、脚を早く上げることを競うだけではなく、フォースプレートのデータをもとに「地面反力をどれだけ効率よく発揮できているか」を得点で可視化することが最大のポイントです。体重に基づいた評価方法により、参加者は年齢や性別に関係なく公平に競争でき、左右の脚力バランスや持久力がスコアに反映されます。
体験会の満足度
2025年12月には、「クリスマスワンダーランド2025 in 国立競技場」で、体験型ゲームのイベントを実施し、延べ360人の子どもたちが参加しました。参加者は得点を上げるために試行錯誤しながら、地面を蹴る感覚や脚の使い方を学びました。親からは、「成長の変化を数字で見られるのが楽しい」との声も寄せられ、子どもと親がともに楽しめる学習型スポーツとして関心を集めました。
未来に向けた展望
新東工業は「力が見えると世界が変わる」という理念のもと、フォースプレートの技術をさまざまな分野に広げています。スポーツだけでなく、教育や高齢者向けの健康管理にも応用されれば、より多くの人々にその利点が伝わることでしょう。これにより、新東工業は製造業の可能性を拡大し、「社会を支えるモノづくり」の実現に貢献していくことを目指しています。
まとめ
新東工業の「フォースプレート by ZYXer®」は、計測技術の革新を通じ、スポーツ分野だけでなく、教育や健康促進にも活用される道筋を描いています。今後の展開が期待されるこのプロジェクトは、生活の質を向上させる新たな挑戦となるでしょう。
お問い合わせ
商品の詳細については、新東工業株式会社力覚センサ事業部にお問い合わせください。
電話:0536-23-6019
地面反力計 フォースプレート