ピンクフォンカンパニーとTBSの戦略提携
グローバルファミリーエンターテインメント企業のピンクフォンカンパニー(The Pinkfong Company, Inc.)が、TBSテレビとの業務提携を発表しました。この提携は、世界中の幼児やファミリー層を対象とした新しいコンテンツを共同開発することを目的としており、特に日本市場でのビジネスチャンスを広げることを狙っています。
ピンクフォンカンパニーの魅力
ピンクフォンカンパニーは、韓国ソウルに本社を置く企業で、世界的に人気のある「ベイビーシャーク」や「べべフィン」といった知名度の高いキャラクターを持っています。特に「ベイビーシャーク」は、YouTubeでの再生回数が158億回を超える驚異的な人気を誇り、その影響力は計り知れません。この成功により、同社はアニメやミュージカル、商品展開に至るまで、さまざまな形でエンターテインメントを提供しています。
コラボレーションの背景
今回の提携により、ピンクフォンカンパニーはTBSテレビと手を組み、新たなコンテンツを開発することで、幼児たちが家族と共に楽しみながら学べる環境を整えようとしています。「ベベフィン」などのキャラクターの認知度も高め、日本国内での更なる事業拡大を目指します。
両社は、コンテンツの配信やイベント開催において連携を強化し、日本市場のみならず、海外市場においてもシナジー効果を創出する方向で進めていく予定です。
展示イベントへの出展
提携発表に先立ち、ピンクフォンカンパニーは4月に開催されたTBS主催の「あそび!学び!フェスタ」に出展しました。このイベントでは、「ベベフィンハウス」を再現したブースや、ベベフィン三兄妹によるシングアロングショー、人気キッズカフェ「リトルプラネット」とのコラボによる「ベイビーシャークアトラクション」など、多彩なプログラムが展開されました。特に日本初披露のコンテンツにより、多くのファミリー層が関心を寄せました。
今後の展開
さらに、ピンクフォンカンパニーは日本法人を設立し、2024年および2025年には「BABY SHARK LIVE! -The Hidden Treasure-」というミュージカルの全国ツアーを予定しています。この公演は、静岡を皮切りに、東京、千葉、神戸などの都市を巡ります。
一方のTBSは、「心を動かす時間を届け、社会を動かす起点となる」ことを大切に「最高の“時間”で、明日の世界をつくる」というブランドプロミスを掲げています。これに基づき、オリジナルIPの開発やコンテンツの革新に取り組んでおり、特に知育・教育事業にも力を入れています。
今後、ピンクフォンカンパニーとTBSが共同で制作する新たなコンテンツやオリジナルIPに関する情報は、今秋に発表予定です。両社のコラボレーションから生まれる新しいエンターテインメントに注目が集まります。これにより、日本国内でのファミリー向けコンテンツがますます拡充していくことでしょう。