東急不動産HDグループ、LGBTQ+への取り組みで2年連続最高評価
東急不動産ホールディングスグループの東急不動産と東急コミュニティーが、LGBTQ+への取り組みを表彰するPRIDE指標において、最高評価であるゴールドを2年連続で受賞しました。この快挙は、東急不動産が4年連続、東急コミュニティーが3年連続の受賞となります。
PRIDE指標は、企業や団体のLGBTQ+への取り組みを評価する指標として注目を集めており、ゴールド受賞は、同指標における最高位に位置付けられます。今回の受賞は、東急不動産ホールディングスグループが、LGBTQ+を含む多様な人材の活躍を促進するための積極的な取り組みを継続的に行ってきた成果と言えるでしょう。
人材戦略とDE&Iへの積極的な取り組み
東急不動産ホールディングスグループは、「GROUP VISION 2030」と「中期経営計画2025」に基づき、多様な人材が活躍できる環境づくりに力を入れています。その一環として、DE&I(Diversity, Equity & Inclusion)推進を積極的に展開。性別、年齢、国籍、宗教、障がい、性的指向など、あらゆる違いを尊重し、誰もが自分らしく働ける職場環境の構築を目指しています。
具体的には、ダイバーシティマネジメント宣言に基づく基本方針の策定、人事制度の改定、LGBTQ+に関する研修の実施、アライ(LGBTQ+を理解し支援する人)のためのツールの作成・配布など、多岐にわたる取り組みを実施しています。また、東急不動産と東急コミュニティーはそれぞれ、LGBTQ+に関する情報を発信する特設サイトを開設し、社内外への情報発信にも注力しています。
同性婚の法制化やLGBT平等法への積極的な賛同
東急不動産ホールディングスグループは、LGBTQ+の権利擁護に向けた活動にも積極的に参加しています。具体的には、同性婚の法制化を求めるキャンペーン「Business for Marriage Equality」や、LGBT平等法の制定を訴える国際署名キャンペーン「Equality Act Japan」に賛同・署名を行い、社会的責任を果たす姿勢を明確に示しています。
環境経営とDXへの取り組みも積極的に推進
東急不動産ホールディングスグループは、LGBTQ+への取り組みだけでなく、「GROUP VISION 2030」に基づき、環境経営とDX(デジタルトランスフォーメーション)にも積極的に取り組んでいます。「WE ARE GREEN」をスローガンに掲げ、再生可能エネルギーの導入やRE100への取り組みなど、持続可能な社会の実現に貢献しています。
まとめ
東急不動産ホールディングスグループのPRIDE指標ゴールド受賞は、同グループのLGBTQ+への取り組みが、社会的に高く評価されている証です。多様性と包摂性を重視した企業文化は、優秀な人材の確保と定着に繋がり、企業の持続的な成長を促進する上で重要な役割を果たすと考えられます。今後、同グループがさらにどのような取り組みを展開していくのか、注目が集まります。