ミュージカル「コードギアス 反逆のルルーシュ 正道に准ずる騎士」2 開幕
2026年1月23日、ANIMAX TWO HALFが製作したミュージカル「コードギアス 反逆のルルーシュ 正道に准ずる騎士」2が大阪のCOOL JAPAN PARK OSAKA TTホールにて華々しく幕を開けました。これは2006年から2007年に放送されたオリジナルアニメを基にした作品で、前作の続編としてお楽しみいただけます。
主演には、前作に続き枢木スザク役を演じる赤澤遼太郎、ルルーシュ・ランペルージ役を小南光司が務め、彼らに加えて多彩なキャストが揃い、より深く、そして悲劇的な物語が描かれます。演出は西田大輔が担当し、緊張感に満ちた世界観をリアルに表現しました。
正義とは何か?
本作のテーマの一つは、「正義とは何か」という問いです。物語は、神聖ブリタニア帝国に支配された世界で、運命が交錯する2人の少年、スザクとルルーシュを描いています。スザクは軍人としてブリタニアのために戦う道を選び、ルルーシュは「ゼロ」の名で反抗の旗を掲げることを決意。彼らは親友でありながら、異なる立場で戦いを繰り広げることになります。
時に信念が衝突し、時に友情が試される彼らの姿が、舞台上で鮮やかに描かれます。互いに正しさを信じるがゆえに生じる葛藤が、物語を驚くべき緊張感で満たしていく様子が印象的です。スザクとルルーシュは、戦の中で成長し、それぞれが抱える秘密や過去が物語をより複雑にしていきます。
登場人物の魅力
様々なキャラクターが描かれる中でも、特に強い印象を残すのが赤澤遼太郎と小南光司の演技です。赤澤は、迷いながらも自分の信念を貫こうと奮闘するスザクを、多様な感情で表現。特に感情の揺れ動きが観客に伝わり、彼の内面的な葛藤がリアルに感じられます。一方、小南は、親友を守りたいという思いと、革命者としての冷酷さを同時に表現し、その二面性を巧みに演じ分けています。
ルルーシュやスザクの周囲には、強い意志を持って物語に関わるキャラクターたちがいます。特に、ブリタニア帝国の皇女ユーフェミアを演じる木下綾菜と、ルルーシュの友人シャーリーを演じる長谷川里桃は、切ない運命を背負って物語に彩りを添えています。
動きの迫力
ミュージカルならではのダイナミックなアクションシーンも本作の見所の一つです。ナイトメアフレームの迫力ある戦闘シーンは、まさに息を呑む瞬間が続きます。キャストたちの巧みな演技とともに、映像技術を駆使した演出が、物語の感情をより一層引き立てます。
そして、会場の空気は、戦の緊迫感と同時に、アッシュフォード学園の学生たちの明るさによって和らげられます。賑やかな音楽とともに、戦士としての顔を持つスザクとルルーシュの青春の一瞬も観客に披露され、多くの笑いが生まれます。
公演情報
この作品は、1月23日から25日まで大阪で、続いて1月29日から2月1日まで東京のヒューリックホールで公演されます。多くの人々がこの物語に触れることを期待しつつ、劇場での体験が観客一人ひとりにとって特別なものになることを願っています。
結論
ミュージカル「コードギアス 反逆のルルーシュ 正道に准ずる騎士」2は、ただのエンターテインメントにとどまらず、観客に深い問いを投げかけます。「正しさとは何か?」という問いを抱えた二人の少年の物語を見届け、ぜひその行く先を劇場で見届けて欲しいと思います。