忘年会参加率75%超!でも、若手社員の希望は?
2024年の忘年会に関する興味深い調査結果が発表されました。国内最大級の法人向けフードデリバリーサービス「くるめし弁当」を運営する株式会社くるめしによる調査では、実に75.7%もの人が会社の忘年会に参加予定という結果に。
しかし、その内訳を詳しく見ていくと、若手社員を中心に、忘年会に対する意識に変化が見られました。
若手社員のホンネ:会費ゼロと短時間開催が必須!
参加理由として最も多かったのは「職場の人とコミュニケーションをとりたい」というものでしたが、参加をためらう理由としては「夜遅くまで拘束されたくない」「プライベートを優先したい」といった声が目立ちました。特に20~30代では、「会費をなくして欲しい」という要望が50.5%に上り、経済的な負担が参加へのハードルになっていることが分かります。
さらに、理想的な忘年会像を尋ねたところ、「会費不要」「豪華な食事」「業務時間内の開催」が上位にランクイン。従来の、終業後まで続く長時間の忘年会に疑問を持つ人が増えていると言えるでしょう。
幹事の負担:お店探しと日程調整に苦労
忘年会の準備に携わる幹事の苦労も浮き彫りになりました。実に53.2%の幹事が「大人数で利用できるお店探し」に、41.2%が「日程調整」に苦労したと回答。さらに、直前の参加キャンセルによるトラブルも23.7%と少なくありません。
新しい忘年会のあり方とは?
調査結果から、現代の忘年会は、単なる飲み会という枠を超え、社員間のコミュニケーションを促進する場、そして企業文化を反映する場として、そのあり方が問われていると言えるでしょう。
経済的な負担を軽減し、参加者の多様なニーズに応える新しいスタイルの忘年会、例えば、業務時間内に開催する「オフィス忘年会」などが注目されています。
「くるめし弁当」や「シェフコレ」のようなケータリングサービスを活用することで、お店の予約や料理の手配といった幹事の負担を軽減し、より参加しやすい環境を作ることも可能です。
まとめ:変化するニーズに対応した忘年会へ
今回の調査は、企業における忘年会のあり方、そして社員の働き方やライフスタイルの変化を反映した、より良いコミュニケーションのあり方を考えるきっかけを与えてくれます。
企業は、社員の多様なニーズを理解し、参加しやすい環境づくり、そして幹事の負担軽減に配慮した新しい忘年会スタイルを模索することが重要と言えるでしょう。
調査概要
調査名:「忘年会に関する調査 2024」
調査対象:全国の「くるめし弁当」会員と「シェフコレ」会員(20歳以上男女717名)
調査方法:インターネットを用いたアンケート調査
調査期間:2024年10月17日~23日
株式会社くるめし
所在地:東京都渋谷区
代表取締役:小林篤昌
* 事業内容:法人向けフードデリバリー事業(「くるめし弁当」「シェフコレ」)