韓国にアルバック拠点設立
2024-10-30 15:25:18

アルバックが韓国に次世代半導体開発の拠点を設立し開所式を開催

株式会社アルバックの新たな挑戦



2024年8月、株式会社アルバックが韓国の京畿道平澤市に次世代半導体製造装置の開発拠点「Technology Center PYEONGTAEK」を設立しました。この新施設の稼働を記念し、10月24日に開所式が行われました。この拠点は、韓国内のクライアントと連携しながら、高度なプロセス技術の開発に取り組むことを計画しています。

開所式の盛況



開所式には、多くの関係者が出席し、アルバックの代表取締役社長である岩下が挨拶を行いました。彼は、長い道のりを経て無事にこの式典を迎えられたことへの感謝の意を表しました。『お客様のニーズに迅速かつ的確に応え、共に成長していくことを目指します』と話し、参加者はその言葉に力強さを感じました。

一方、京畿道の金成中副知事は、アルバックとの長きにわたる信頼関係がこの新たな拠点設立に繋がったことを強調。また、ここで多くの人材が集い、革新的な技術を生み出すことへの期待を寄せました。彼は、『京畿道は、優れた人材がその夢を実現できる場を提供するために、全力で支援を行ってまいります』と力強く述べました。

次世代半導体への期待



半導体の製造技術は日々進化しており、より高い技術が求められています。この Technology Center PYEONGTAEKは、アルバックが持つ豊富な人材と高度なノウハウを生かして、韓国国内のお客様に向けて高品質な製造装置を提供する場として位置づけられています。この拠点の設立により、各社との共同開発がより密接になり、次世代技術の確立が期待されています。

アルバックでは、開所を「未来に繋がる可能性の場」と位置づけています。これは、真空にエネルギーが注ぎこまれることで新たな何かが生まれるという物理現象を反映しており、会社としての方向性を示すものです。今後新たな技術や製品が生まれることを目指し、イノベーションの創出を進めていく考えです。

アルバックについて



株式会社アルバックは、1952年の設立以来、真空技術をコアに持ち、製造装置や分析機器、材料を提供する真空総合メーカーとして成長してきました。半導体や電子部品、自動車製品など、幅広い分野での最先端イノベーションの創出に挑戦し続けています。2024年6月期の連結売上高は2611億円を見込んでおり、6200名の従業員が在籍しています。

公式サイトでは、さらなる詳細が掲載されているので、興味がある方はぜひ訪れてみてください。アルバックの活動がどのように未来を形作るのか、これからの展開に目が離せません。


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会社情報

会社名
株式会社アルバック
住所
神奈川県茅ヶ崎市萩園2500
電話番号
0467-89-2033

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