モビルス株式会社は、2024年10月11日付で新たな執行役員として新谷宜彦氏を任命することを発表しました。この人事は、同社の新しい経営体制の一環として位置づけられており、企業と顧客の関係を深化させるための重要なステップとされています。
新谷氏は、これまで数十年にわたり通信業界での豊富な経験を持つプロフェッショナルです。1989年に日本電信電話株式会社(NTT)に入社し、通信システムの営業及び開発業務に従事し続けてきた実績があります。特に、西日本エリアにおけるマーケティング戦略の策定や、コンタクトセンター業界でのBPO業務の事業統括など、多岐にわたる責任を担ってきました。また、デジタルプラットフォームの開発プロジェクトにも関与し、AIとデジタルトランスフォーメーションの推進に寄与した経歴も持ちます。
新体制では、代表取締役社長に石井智宏氏、取締役CFOに加藤建嗣氏が就任しています。また、執行役員としてはマーケティング、ソリューションセールス、カスタマーサクセス、CXビジネス、SaaSプロダクトの各ディビジョンを担う人々が名を連ねています。新谷氏は、パートナー&テクニカルセールスディビジョンを統括し、CX(顧客体験)向上を目的とした様々な施策を展開する責任を負います。
モビルスは、「CX-Branding Tech.」を基軸にしたコンタクトセンター向けのCXソリューションを開発・提供しており、そのコミュニケーション能力を高めるサービスの展開を目指しています。特に、業界での競争力を維持するために、さまざまな新しいテクノロジーの導入に力を入れています。昨年は、SaaSソリューション「モビシリーズ」を通じて500社以上に導入実績を誇り、チャットボット市場においても6年連続で売上シェア1位を達成しました。
新谷氏の加入により、今後のモビルスの成長戦略や顧客との関係構築にも新たな展望が期待されます。新体制での経営努力により、ますます顧客に満足いただけるサービスを提供し続ける所存です。
モビルスについて紹介すると、同社は顧客のニーズを先取りし、企業価値を向上させるためのCXブランド戦略を設計しています。提供するテクノロジーには、生成AIサービス「MooA®」やノンボイス化に対応したチャットボット、ボイスボットなどが含まれ、これらを通じて顧客とのより良いコミュニケーションを実現しています。
今後のモビルス株式会社の動向から目が離せません。新谷氏のリーダーシップのもと、新体制がどのような成果を上げるのか、期待が高まります。私たちも引き続き注視し、企業の成長を支える応援をしていきたいと思います。