AI開発の新時代を迎えるCLI「MARIA CODE」
2025年10月8日、ボンギンカン株式会社が新たなAI開発ツール「MARIA CODE」を発表しました。このツールは、自然言語コマンドを使って、コードや画像、動画を生成することができるCLI型のAI開発基盤です。特筆すべきは、APIキーなしで始められることや、ローカルおよびクラウドの双方に対応している点です。
簡単な導入と試用が可能
「MARIA CODE」は、のっけから複雑な設定は不要で、導入が簡素化されています。ユーザーは`npm i -g @bonginkan/maria`の一行を実行するだけで、CLIツールをセットアップできます。これにより、プログラミングの経験が少ない方や、開発環境を整える時間がない方でも、すぐに実験や試用が可能になるのです。
特にAPIキーが不要というのは、手間を大幅に削減してくれます。このように、手軽に扱える道具を持つことで、多くの開発者が新たなアイデアを形にするチャンスを掴むことができるのです。
特徴と機能
「MARIA CODE」は、いくつかのキーフィーチャーを備えています。まずは自動生成機能です。ユーザーが`
code`というコマンドを使うことで、REST APIの雛形や認証、テストなどを自動で生成し、初期実装の手間を大幅に軽減します。これにより、開発のスピードが格段に上がるでしょう。
次に、デザイン関連の機能も充実しています。`
image`コマンドを実行すれば、ロゴやモック、ブランド画像を生成・編集でき、従来のデザイン試作にかかるコストを圧縮することが可能です。そして、`
video`コマンドを使えば、デモやプレゼンテーション用の動画もさっと生成することができ、共有や検証のスピードを向上させることができます。
さまざまなユースケース
このツールは、社内向けのAPIや業務ツールの雛形生成、さらには新任メンバーのオンボーディングを支援するための対話型チュートリアルも含まれています。効率的な開発のために、これまでの手間を削減する手助けをしてくれるでしょう。
プランと料金
「MARIA CODE」は、Freeプランを含む4つの有料プランを提供しています。
- - Free: 月300リクエストまで無料でスタート
- - Starter: 20ドル/月で1,400リクエスト
- - Pro: 39ドル/月で5,000リクエスト、ローカルLLMも対応
- - Ultra: 99ドル/月で10,000リクエスト、優先サポートあり
対応環境は、Windows、macOS、Linux、Node.js 20.10以降となっており、幅広いユーザーに向けて設計されています。
最後に
ボンギンカン株式会社が提供するこの画期的なツール「MARIA CODE」により、AI開発のフロンティアが大きく広がりました。難しい設定をせず、すぐにでも試せるこの環境で、多くの開発者が新たな挑戦に取り組むことを期待しています。興味のある方は、公式サイトから詳細情報を確認してみてください。