カリモク家具、ミラノデザインウィーク2025に出展
カリモク家具株式会社が、2025年4月7日から13日までイタリア・ミラノで行われるミラノデザインウィークに出展します。今回の参加は、同社が海外市場での認知度を高めるための重要なステップとなります。
出展されるのは、3つのブランド「Karimoku Case」「Karimoku New Standard」「MAS」で、これまでの実績を基に、各ブースで独自の魅力を発信します。特に注目を集めるのは、Rho Fiera Milanでの大規模展示です。ここでは、Karimoku Caseの「空間から考える家具」というテーマのもと、特別な家具を展示します。来場者は、同ブランドが持つ静謐な美や素材の豊かさを直接体感できる機会を得ることができます。
1. 「静謐な美への敬愛」とは
Karimoku Caseが掲げるテーマ「A Sense of Serenity」は、ブランドの根本的な価値観を表現しています。新しいデザインのサイドテーブルや、過去の作品が展示され、時間に左右されない魅力を強調する演出が施される予定です。特に、空間をダークトーンでまとめ、光と影のバランスを巧みに取り入れた設計により、訪れた人々に落ち着いた雰囲気を提供します。
2. Karimoku New StandardとMASの合同エキシビション
Karimoku New StandardとMASは、SPAZIO MAIOCCHIにて合同展示を行います。ここでは、日本の伝統的な要素を取り入れたラウンジ空間を演出し、特別なソファやベンチのプロトタイプを初公開します。また、人間と自然の共生をテーマにした映像も流れ、来場者は靴を脱いで畳の上を歩きながら、心地よい空間を楽しむことができます。
3. House of Switzerland Milanoへの参加
さらに、Karimoku New Standardは「House of Switzerland Milano」にも参加します。スイス・ローザンヌのECALと協働で制作した日本国内外のデザインに基づく特別なチェアが展示されます。このプロジェクトは、スイスのデザイン教育と日本の木工技術を融合させたもので、会場では全10脚のチェアが展示され、そのうちの1脚は日本国際博覧会に正式採用される予定です。
4. 展示概要のまとめ
各ブランドの特色を際立てた展示が期待されるミラノデザインウィーク2025では、カリモク家具の歴史と革新が感じられる内容が提供されることでしょう。設立は1940年と長い歴史を持ち、さまざまな家具のデザインと生産に取り組んできたカリモク家具。今回の出展を通じて、世界に向けた次なる一歩を踏み出します。展示の詳細は後日発表されるとのことなので、続報を楽しみにしましょう。
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