身近な食材で健康効果をプラスする薬膳ドリンク本が登場

身近な素材で薬膳効果を引き出すドリンクレシピ

忙しい毎日の中で、簡単に健康維持をサポートできる「薬膳ドリンク」が注目を集めています。そんな中、河出書房新社から小林香里さんが著作の新たなレシピ本『いつものお茶＋身近な食材でまいにちのちょい足し薬膳ドリンクホットもアイスも！』が11月27日に発売されることが発表されました。

薬膳ドリンクの魅力と目的

薬膳ドリンクは、日々の生活の中で見逃しがちな体調サインに耳を傾け、身近な食材を使って気軽に試すことができる健康法の一部です。体が冷えたり、食欲がなかったり、肌や胃腸の不調を感じたりすることは誰にでもあることです。そんな時、薬膳が助けになるのです。

著者の小林香里さんは、長年にわたって漢方の知識を深め、現在は東京・自由が丘で漢方薬店「漢方鍼灸和氣香風」を経営しています。彼女はこの本を通じて、特別な材料を揃えなくても、身近な食材を利用することで薬膳ドリンクが作れることを教えてくれます。

簡単に楽しめる「ちょい足し」レシピ

本書では、緑茶やほうじ茶、紅茶、コーヒーなどの普段飲んでいる飲み物に、ちょっとした食材を加えるだけで薬膳効果を実現できるレシピが紹介されています。例えば、緊張を和らげたい時にはジャスミン茶に竜眼や柑橘の皮を加えることが推奨されています。さらに、目の疲労感を和らげるためには、緑茶に菊花やクコの実を足す方法も。このように、習慣的に飲む飲み物に素材を追加するだけで、体に嬉しい効果をもたらすことが可能です。