ホワイトデーの魅力
2025-03-03 16:25:50

福岡・博多で楽しむホワイトデーの歴史とマシュマロの魅力

福岡・博多で楽しむホワイトデーの歴史とマシュマロの魅力



毎年3月14日はホワイトデー。この日が持つ特別な意味とその起源について、博多を代表する老舗菓子店、石村萬盛堂の歴史を通じて探ってみましょう。ホワイトデーは、日本ではバレンタインデーのお返しの日として広く知られていますが、実はその起源は1978年にさかのぼります。この年、石村萬盛堂が初めて提案した「マシュマロデー」がホワイトデーの姿となったのです。

マシュマロデーの誕生秘話



1977年、当時の石村萬盛堂の社長、石村僐悟は、雑誌で目にした「男性からのバレンタインデーのお返しが不公平である」という意見に触発され、「お返しをする日」を作るアイデアを思いつきました。博多で愛され続けている名菓、鶴乃子にインスパイアされ、彼は「バレンタインデーにもらったチョコを、僕のやさしさ(マシュマロ)で包んで返す」というコンセプトで商品を開発し、「マシュマロデー」を提案しました。これがやがて現代のホワイトデーの原点となったのです。

博多梨とマシュマロの魅力



博多に古くから根付く名菓「鶴乃子」は、ふんわりした生地に黄味あんを包んだもので、石村萬盛堂の創業以来の人気商品です。鶴乃子は、卵白を利用して開発されたお菓子から生まれましたが、後にマシュマロの技術が加わり、今ではホワイトデーとしても特別な意味を持つようになりました。このように、地元の素材とアイデアが結びつくことで、生まれたお菓子が文化を作り上げているのです。

マシュマロデーの記録



1978年に開始された「マシュマロデー」キャンペーンの歴代のポスターも展示される予定です。時代を感じるデザインに触れながら、過去のホワイトデーの思い出を振り返ることができる良い機会です。Wでは、石村萬盛堂の本店で開催される「ストーリーのある贈りもの展」において、その全容を知ることができます。私たちの「お返し」を込めたギフトの文化に胸が熱くなることでしょう。

特別なマシュマロギフト



今年も石村萬盛堂は、ホワイトデーに向けた特別なマシュマロギフトをご用意しました。「ましゅまろ」と名付けられたこの商品は、もっちりとした生地にチョコクリームやジャムが包まれた限定品です。今年のラインナップには、定番のチョコや珈琲の他に、あまおう苺、シャインマスカット、そしてピンクグレープフルーツが加わりました。それぞれの味わいが、楽しさを届けてくれることでしょう。

本店限定のマシュマロ体験



石村萬盛堂本店では、生マシュマロを使用した特別なデザート「つるのこのこ」や「ばんざいぜんざい」など、本店でしか味わえない商品も登場します。展示を楽しみながら、これらのデザートを味わうことができるのです。

イベント情報



「ストーリーのある贈りもの展」は、2025年3月1日から31日まで石村萬盛堂本店で開催されます。入場は無料で、皆様の訪問を心よりお待ちしています。この間にバレンタインのお返しとして、心を込めた贈りものを選んでみてはいかがでしょうか。ホワイトデーに込められたやさしさに触れる貴重な体験をお楽しみください。

石村萬盛堂は、1889年の創業以来、博多の風景と文化をお菓子を通じて表現し続けています。ぜひ、この機会に足を運んでみてください。


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会社情報

会社名
株式会社 石村萬盛堂
住所
福岡県福岡市博多区須崎町2-1
電話番号
092-260-7167

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