Nospare、DXプロジェクトを支援する新ツール「EDRIGHT」の正式版を発表

株式会社Nospareが開発したDXプロジェクトインキュベーションツール「EDRIGHT」が、正式Versionとしてリリースを行いました。デジタルトランスフォーメーション（DX）の推進に向け、社内のデータ利用を加速し、効率的な知識共有を実現することを目指しています。

EDRIGHTとは

「EDRIGHT」は、ブラウザベースで利用可能なコーディング学習や統計学者監修のコンテンツを通じて、導入企業の専用データを活用したユースケースを探し出し、それらを社内でのケーススタディとして利用することで、知識の共有や利活用のアイデアを発掘するためのツールです。このようにして企業は社内の情報を有効に活用し、持続的な成長を図ることができます。

社会背景と問題点

COVID-19の影響で、働き方が大きく変わり、正社員から業務委託へ移行する人が増える中、プロジェクトに滞在する専門家が定着しないという状況が見受けられます。このような状況では、現在のデータサイエンス人材の流動性が高まり、企業間での人材獲得競争が激化しています。また、プロジェクトが進む一方で、知識のアセット化や次のプロジェクトへの引き継ぎがうまくいかず、ドメイン知識の深化が難しい状況が生じています。これらの問題が、DXの導入を妨げる要因として指摘されています。

EDRIGHT導入のメリット

「EDRIGHT」の導入により、企業は理想の人材を待つことなく、自社内でデジタルトランスフォーメーションを推進する体制を構築可能です。このツールは、社内のデータや知識を集約し、部門間での情報共有やスムーズな業務のオンボーディングを実現するためのプラットフォームとして機能します。これにより、各プロジェクトで得られた知見を次に活かすことができ、組織全体のデジタル能力向上に寄与することが期待されています。