日東ホルカム、全国でGIGAスクール端末廃棄の支援を開始
日東ホルカム株式会社(本社:千葉県茂原市)は、文部科学省のGIGAスクール構想に基づき配布されたタブレット端末の存続年数終了に伴う大量廃棄問題に取り組むため、「タブレット分解装置(HK1014HK-H3)」を使用した地域密着型のオンサイトBPOサービスを2025年10月より開始することを発表しました。このサービスでは、全国の教育委員会、小型家電リサイクル事業者、ICM(情報通信機器)事業者に向けて、最大10台の装置を駆使し、安全かつ迅速な端末処理を行います。
GIGAスクール構想の課題とは
GIGAスクール構想によって配布された約950万台のタブレット端末が2025年度から更新時期を迎えることとなり、個人情報が記録されているeMMCやリチウムイオン電池の処理が緊急の課題となっています。タブレット分解装置(HK1014HK-H3)はこれらの課題を解決するために設計されており、専門的な技術と設備をもって端末の適正処理を実現します。
オンサイトBPOサービスの特長
このBPOサービスの主な特長は、以下の通りです:
1.
柔軟な対応:全国各地の教育委員会や事業者の施設へ出向き、端末の回収から分解、データ破壊まで一貫したサービスを提供します。
2.
効率的な運用:最大10台の分解装置を同時に稼働させることで、大量の端末処理を短期間で実施します。
3.
カスタマイズサービス:各教育委員会のセキュリティ基準やリサイクルニーズに応じたサービス設計を行います。
4.
透明性の確保:破壊作業を動画で記録し、法定証拠となる破壊証明書を発行することで、処理の信頼性を高めます。
5.
地域貢献:茂原市のふるさと納税を通じて、環境教育プログラムやリサイクル啓発活動への寄付を行うことで地域貢献にも努めます。
視察会の案内
本サービスの詳細については、2025年10月15日から11月15日までの期間、千葉県茂原市の日東ホルカム本社工場にて視察会が開催されます。この期間に、装置の実演やオンサイトBPOサービスのデモンストレーションが実施される予定です。
- - 日程:2025年10月15日(水)~11月15日(土)
- - 場所:日東ホルカム本社工場(千葉県茂原市高師585)
- - 対象:教育委員会、自治体、リサイクル事業者、ICM事業者
- - 定員:50名(事前予約制、無料)
- - 予約方法:2025年10月1日より当社ウェブサイトにて受付開始。
代表取締役のコメント
代表取締役の唐鎌益男は、「GIGAスクール構想の次のフェーズとして、端末の適正な廃棄処理が求められる時代がやってきました。私たちのタブレット分解装置とオンサイトBPOサービスは、データセキュリティと環境負荷の低減を両立させる革新的なソリューションです。全国の教育委員会や事業者と連携し、持続可能な社会の実現に貢献したいと考えています。」と力強く述べています。
お問い合わせ先
日東ホルカム株式会社
電話:090-6927-7592
メール:
[email protected]
ウェブサイト:www.nittoh-horukamu.com
会社概要
社名:日東ホルカム株式会社
所在地:千葉県茂原市高師585
代表者:代表取締役 唐鎌益男
事業内容:小型家電リサイクル事業、データ消去・物理破壊装置の開発・レンタル、オンサイトBPOサービス
以上が、日東ホルカムの新たな取り組みについての概要です。今後の展開にぜひご注目ください。