世界初の認証取得
2024-08-30 12:19:57

丸住製紙大江工場が世界初のISCC-CORSIA認証を取得!持続可能な航空燃料の新たな一歩

丸住製紙大江工場がISCC-CORSIA認証を取得



持続可能な航空燃料の未来に向けて



2024年8月20日、愛媛県四国中央市にある丸住製紙株式会社の大江工場が、ビューローベリタスからISCC-CORSIA認証を取得しました。これは、パルプ工場としては世界初の認証取得であり、持続可能な航空燃料(SAF)の生産活動における重要なマイルストーンとなります。

ISCC-CORSIA認証とは何か



ISCC-CORSIA(International Sustainability & Carbon Certification)認証は、国際航空のためのカーボン・オフセットおよび削減スキームであるCORSIA(Carbon Offsetting and Reduction Scheme for International Aviation)の基準を満たす持続可能な航空燃料を証明するためのものです。これにより、丸住製紙の工場が供給するパルプが、安全に持続可能な航空燃料として利用できることが認可されたのです。

なぜこの認証が重要か



この認証は、丸住製紙株式会社が進める「バイオジェット燃料生産技術開発事業」の一環であり、持続可能な航空燃料を生産するための原料供給の信頼性を高めるものです。特に、このプロジェクトは、日本国内でのSAF製造に関する初の生産拠点としての認証でもあります。これにより、持続可能な航空燃料の導入が進むことが期待されています。

官民協力によるプロジェクト



この取り組みは、持続可能な航空燃料導入促進に向けた官民協議会の支援を受けたパイロット事業の一環です。政府や企業が協力し、持続可能な未来を築くための実験的な取り組みの一部として位置づけられています。

ビューローベリタスの役割



ビューローベリタスグループは、国際的な認証機関のひとつであり、ポーランドでISCCの認証を受けた実績があります。日本国内では、ビューローベリタスジャパンが窓口となり、国内の企業への認証支援を行っています。日本語でのサポートが提供されるため、多くの企業が安心して利用可能です。

マーケットへの影響



この認証の取得により、丸住製紙が提供するパルプは、SAFとしての利用が可能になります。これにより、航空業界においても環境への配慮が一層進むことでしょう。また、世界的な持続可能性に対する期待が高まる中、他の企業や製品にも良い影響を与えると考えられます。

おわりに



丸住製紙大江工場のISCC-CORSIA認証は、日本国内における持続可能な航空燃料の生産に向けた重要な第一歩です。この取り組みを通じて、持続可能な未来を見据えた新しいビジネスモデルの構築が期待されています。今後もこのようなイニシアティブが広がり、持続可能性が高まることを多くの人が望んでいるでしょう。


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会社情報

会社名
ビューローベリタスジャパン株式会社
住所
神奈川県横浜市中区山下町22山下町SSKビル5F
電話番号
045-641-4217

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