株式会社繋が目指す未来創造企業の認定更新と新たな挑戦

株式会社繋が目指す未来創造企業の認定更新

概要

株式会社繋（本社：東京都千代田区、代表者：大岩政博）は、一般社団法人日本未来企業研究所から「未来創造企業」の認定更新を受けました。この認定は、柔軟な働き方を提供し、社員と社会に新たな可能性を創造する企業としての取り組みが評価されたものです。近年、日本では育児や介護と仕事の両立が重要な社会課題とされ、多くの社員がこの問題に直面しています。これを背景に、株式会社繋は、社員が自分のライフスタイルに合った働き方を実現できるよう努めています。

多様な働き方の推進

厚生労働省のデータによると、第一子出産後の女性の就業継続率は約70%と低く、多くの女性が出産を機に職を失っています。また、介護を理由に年間約10万人が離職し、その多数が女性です。これに応える形で、株式会社繋ではフルリモートやフレックスタイム制を導入し、社員の働き方を大きく変革しています。現在、社員7人のうち4人は自分の勤務時間や場所を調整できるフレキシブルな働き方を実践しており、特に育児中の社員からは「フルリモートでの就業が新たな魅力」だという声が上がっています。

がん患者の就業支援

さらに株式会社繋では、がんに罹患した方々の就業を支援する新たなサービスの立ち上げを進めています。病気や介護など、柔軟な働き方が求められる多様な事情を抱える方々が社会で活躍できるようにするため、会社全体で環境づくりに取り組んでいます。

認定の背景と具体的取り組み

「未来創造企業」の認定は、地域や顧客、従業員、経営者などの指標に基づき評価されるものです。株式会社繋がこの基準を満たしたことにより、社会課題の解決に向けた経営が評価されました。具体的な取り組みとして、取引先との信頼関係の強化と、従業員及びその家族への支援体制の構築が挙げられます。これにより、仕事と家庭の両立を図りながら、従業員が安心して働ける環境を整えることを目指しています。さらに、がんの患者が職場復帰できるようなサポートを行うことも重要な柱となっています。

社員からの声と未来の展望

株式会社繋の社員からは、「地方で好きな仕事に就けない苦しみや、小さい子どもがいることで生じる制約を経験しました。だから、子どもを育てながら働けるフルリモートの柔軟な働き方がある繋は非常に魅力的です」といった感想も寄せられています。また、大岩政博代表は自身の幼少期に患った病気から、フルタイム・出社という固定観念に縛られない社会を目指していると語ります。これを叶えるべく、今後も多様な働き方の促進を続けていく方針です。