ノビタスが九州最大の防災イベントに初出展、先進技術を披露

福岡市で開催される『防災・災害対策EXPO』に出展することが発表された株式会社ノビタス。これは、6月4日と5日の2日間にわたって、福岡県のマリンメッセ福岡A館で行われる、九州最大のビジネス展示会の一環として位置づけられています。

ノビタスは、神奈川県横浜市を拠点とし、様々なIoT技術を駆使したソリューションを提供している企業です。特に、近年強化されている地域での営業活動の中で、九州エリアにも注力しています。その一環として、九州イノベーションWEEKでの出展は重要なステップと言えるでしょう。

本展示会では、ノビタスが提供する独自のブランド「necano」が中心に据えられます。このブランドは、自治体向けの特殊機材として、これまでに街頭防犯や河川監視のニーズに対応してきた実績があります。今回の出展では、防災や災害対策を重点に置いて、さまざまな革新的ソリューションを披露する予定です。特筆すべきは、パートナー企業との連携により生み出された新たな機材群です。

展示されるソリューションの詳細

- 自立電源型カメラ（エル光源 × necano）

利用するのは、株式会社エル光源のソーラー照明灯。これにより、電源が取り難い河川や山間部に設置できる自立電源型カメラを開発。これにより、災害監視がより効率的に行えるようになります。

- バックアップ電源型カメラ（イズミ × necano）

また、株式会社イズミとの協力によって、停電時でも稼働するバッテリー一体型の照明灯を使用したカメラも展示予定。大規模な停電時でも映像監視が可能になることから、災害時の備えが整います。

- 災害対策ソリューション（ラグロフ設計工房 × necano）

株式会社ラグロフと共同で開発したこのソリューションは、洪水や土砂災害の発生状況をリアルタイムで把握するために河川流量観測カメラを提供。不法・危険盛土の監視など、多面的に防災対策を強化します。

さらに、ノビタスはその他のパートナー企業とも連携し、自立型IoTセンサーやカメラを常に進化させています。これらにより、地域社会での安全意識を高めるだけでなく、実際の災害対策にも寄与していく考えです。

イベント情報

展示となる『防災・災害対策EXPO』は、最新の防災技術やソリューションを一堂に集めたイベントです。来場者には、各種の前線の技術を体験し、情報を得る貴重な機会となるでしょう。

- 開催日時: 2025年6月4日（水）・5日（木） 10:00～17:00
- 会場: マリンメッセ福岡 A館
- 主催: 九州イノベーションWEEK 実行委員会

ノビタスの新たな展望

ノビタスは、今回の出展をきっかけとして、官公庁向けの特殊機材提供におけるノウハウを元に、より多くの自治体や民間企業との連携を深めていく方針です。今後も、安全や安心を提供する社会の実現に向けて、進化を続けることが期待されます。展示会に訪れる方は、ぜひブースB-35を訪ね、新たな技術に触れてみてはいかがでしょうか。ノビタスのビジョンと実績を直に感じることができる貴重な機会となります。