豊かな学びを提供する体験プログラム
三井住友カード株式会社と特定非営利活動法人放課後NPOアフタースクールが手を組み、社会で必要な「信用」と「計画性」を学ぶための教育体験プログラム『発見!お金のカタチ~信用でつながる私たちの社会~』を企画しました。このプログラムは、205年12月に東京都と大阪府にて実施される予定です。
プログラムの背景
現代社会において、キャッシュレス化が急速に進んでいます。これに伴い、子どもたちが「見えないお金」と向き合う力が求められるようになっています。しかし、今までの教育環境ではお金の価値や信頼の構造を理解する機会が少なくなっています。このような背景をふまえ、子どもたちが計画性の重要性を学び、社会とのつながりを感じながら自己成長できる機会を提供するために、本プログラムが設計されました。
三井住友カードは金融教育の専門知識を提供し、放課後NPOアフタースクールは実践的な教育体験を通じた経験を活用します。この2つの組織が連携することで、子どもたちにとって新しいタイプの学びの場を創出しています。
プログラムの内容
このプログラムでは、子どもたちが様々なお金の形態について学ぶことができる構成となっています。参加者は、クイズ形式で「お金の歴史」や「信用」について考え、興味を持つことができます。続く体験活動では、キャッシュレス決済を模した買い物体験やグループでのディスカッションを通じて、他者との約束を守る重要性を実感してもらいます。最後の講評セッションでは、参加者が得た気づきを言葉にすることで、日常生活や今後の選択に活かせる学びを得られることを目指しています。
実施概要
- - プログラム名: 発見!お金のカタチ~信用でつながる私たちの社会~
- - 実施予定日: 2025年12月
- - 実施回数: 計2回
- - 会場: 放課後児童クラブ、放課後子ども教室等
- - 対象: 小学1年生から6年生(各回先着30名)
- - 参加費: 無料
トライアル実施の様子
2025年9月、放課後NPOアフタースクールが主催するアフタースクールにて、本プログラムのトライアル実施が行われました。18名の子どもたちが参加し、クイズや買い物体験を通じて、信頼や計画性について考える時間を過ごしました。参加者は楽しみながら活動に取り組み、お金を使う際の考え方として「どう使うか」を真剣に考える姿が印象的でした。活動後には、「借りたものはきちんと返す」、「友達との約束はちゃんと守る」といった感想が寄せられ、学びを自分の言葉にして表現する姿が見受けられました。この経験を基に、12月の本番プログラムではより多くの子どもたちに体験の機会を提供することを目指しています。
「タッチハッピー」とは
「タッチハッピー」は、三井住友カードが推進するキャッシュレス活動を通じて、社会貢献を行っている取り組みです。タッチ決済の利用回数に応じて寄付がなされ、この寄付金によって子どもや地域の支援活動が実施されています。放課後NPOアフタースクールを始めとするパートナー団体と連携し、「日々のタッチが様々な社会課題を解決する」仕組みを実現しています。本プログラムもこの「タッチハッピー」の寄付によって企画されました。
会社・団体の紹介
三井住友カード株式会社は、SMBCグループの一員として、社会の課題解決とSDGsの実現を目指し、キャッシュレス社会の推進や金融教育に力を入れています。
公式サイト:
三井住友カード
特定非営利活動法人 放課後NPOアフタースクールは、「日本中の放課後を、ゴールデンタイムに。」をモットーに活動しています。子どもに自主的に過ごせる場を提供し、全国で放課後の居場所を運営しています。
公式サイト:
放課後NPOアフタースクール