母子健康を守る
2025-07-06 22:47:19

岡山大学が始動!母子健康を守る新たな研究プロジェクトを立ち上げ

岡山大学が立ち上げる母子健康プロジェクト



国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区、学長:那須保友)は、妊娠中の母体の歯周病が胎児へ及ぼす影響を調査する新しいクラウドファンディングプロジェクト『口腔健康からつなぐ母子未来プロジェクト』を発表しました。このプロジェクトは、赤ちゃんの健康を守るため、さまざまな角度からの研究が進められる予定です。

プロジェクトの背景


妊娠中の女性における口腔健康の重要性が認識される中、歯周病が胎児の健康に与える影響が社会問題として取り上げられています。特に、歯周病が胎児の発育に悪影響を及ぼし、これが低出生体重児の原因となることが懸念されています。岡山大学はこの課題に取り組むことで、『低体重児で生まれてくる子供を少しでも減らしたい!』という目標を掲げています。

プロジェクトの具体的な内容


このクラウドファンディングプロジェクトでは、妊娠マウスモデルを用いて、歯周病から由来する「細胞外小胞(エクソソーム)」が胎盤を通過して胎児に到達し、遺伝子に影響を与える可能性について研究が行われます。研究対象となるのは、胎児の肝臓や脳といった重要な臓器で、これらの臓器に影響を与えるメカニズムを解明することが目指されています。

得られる知見は、将来的には生活習慣病のリスク予測や母子保健政策にも応用されることが期待されており、研究成果は医療や社会に大きな貢献をもたらすことになるでしょう。

研究資金について


本プロジェクトの目標金額は100万円。具体的には、細胞外小胞の性質を解析するための試薬の購入や、胎児のエピジェネティック解析にかかる研究費などが使用される予定です。また、国際学会での発表や論文投稿のための支援、さらには留学生の研究活動に対する支援も視野に入れています。募集期間は2025年6月4日から2025年7月31日までの予定で、All or Nothing形式で目標額に到達しない場合は成立しません。

寄附のメリット


ご寄付頂いた方には、岡山大学を通じて寄附金控除の対象になるため、法人としては全額損金算入が可能となり、個人にとっても一定条件下で所得税や住民税の控除を受けられる特典があります。この機会にぜひ、未来の子どもたちの健康を守るための活動にご支援をいただければと考えています。

未来への期待


このプロジェクトは、岡山大学が国際的に活躍する若手研究者や留学生にとっても、重要な活躍の場を提供するものです。母子の健康を守る新たな基盤を築くことで、安心して出産や子育てができる社会の実現に寄与していきたいと考えています。この取り組みに賛同して、ぜひ多くの方々からのご支援をお願い申し上げます。

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プロジェクトの詳細や寄附方法については、以下のリンクをご確認ください。
口腔健康からつなぐ母子未来プロジェクト


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会社情報

会社名
国立大学法人岡山大学
住所
岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス本部棟
電話番号
086-252-1111

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