学生団体「魚と子どものネットワーク」15周年記念特別イベントを開催

魚と子どものネットワーク 15周年記念イベント開催

三重県亀山市の市民団体「魚と子どものネットワーク」は、9月23日（土）、設立15周年を記念した特別イベントを鈴鹿川の勧進橋上流左岸河川敷で開催します。この団体は、学生たちの手により創設され、魚が生息できる水環境の保全を目指して活動してきました。その活動は、自然観察会や清掃活動を通じて地域の子どもたちにその重要性を伝えるものとなっています。

イベント概要

特別イベントは、13:30から15:30までの日程で実施されますが、参加者受付は11:00から始まります。この日、参加者は鈴鹿川の上流部にて自然観察会とそれに続く河川清掃に参加できます。河川敷は11:00から開放され、来場者同士の交流を深められるプログラムも用意されています。

地元の飲食店CHOPPER’S BARも参加し、ドリンクの提供が行われます。そして、この記念すべき日には、先着順で特別な来場記念品も配布されます。参加者には陶芸家・木林由佳さんの「ヤリタナゴ箸置き」や、イラストレーターのsakanazukiさんによる「亀山市の希少淡水魚ヤリタナゴとカワバタモロコのポストカード2枚組（限定版）」が手渡されます。これらの記念品は数量に限りがあり、早い者勝ちとなります。

また、イベント当日はsakanazukiさんも来場予定で、彼女の作品も一部展示されることになっています。地域のアートと環境保全が融合する素晴らしい機会です。

魚と子どものネットワークの取り組み

「魚と子どものネットワーク」は、魚が棲む環境を若い世代に伝える活動を通じて、地域の自然に対する理解を深めることを目的としています。彼らの活動には、子ども向けの自然観察会や川、海での清掃活動が含まれています。また、地域や世代をつなぐコーディネーターとしての役割も果たし、多様な主体との連携を進めています。こうした活動は、地域の環境保護だけでなく、次世代を担う子どもたちにとっても貴重な学びの場となっているのです。

過去の受賞歴

この団体の活動は多くの評価を受けており、2019年には日本自然保護大賞の教育普及部門で大賞を受賞。また、2021年には地域環境保全功労者表彰を受け、2023年には中部の未来創造大賞でも大賞に輝いています。これらの受賞歴が示す通り、「魚と子どものネットワーク」は地域の環境保全に寄与する重要な存在となっています。

まとめ

市民団体「魚と子どものネットワーク」の15周年記念イベントは、地域の自然環境を理解し、次世代に伝えていくための貴重な機会です。自然観察や河川清掃を通じて、地域の方々が一堂に会し、来場者同士の交流が深まる場となることでしょう。参加を希望される方は、ぜひ早めにお越しいただき、特別な記念品を手に入れてください。