最新の飲酒傾向に迫る!
2025年9月1日から7日までの間、マイボイスコム株式会社が実施した「お酒の飲用」に関するインターネット調査が注目を集めています。この調査では、アルコール飲料を対象に、11,432名を対象にお酒の飲用状況について詳しく聞かれました。
調査結果の概要
調査によると、お酒を飲む人は全体で約7割に達し、その中でも特に家で飲むことが多い人が9割近くを占めています。外で飲む人はわずか1割強にとどまっており、近年の傾向が見えてきます。
お酒の飲用頻度
お酒を嗜む人のうち、週に1回以上お酒を楽しむ割合は、全体で7割強。特に男性ではその比率が8割に達し、女性も6割となっていることが確認されました。これにより、男女を問わず多くの人々が日常的にお酒を楽しんでいることが分かります。
人気のお酒の種類
飲酒者にとって人気のあるアルコール飲料は、ビールが66.9%を占めており、その後にサワーやチューハイが続いて44.9%、次いでワイン、発泡酒、日本酒がそれぞれ30%台となっています。特にサワーやチューハイは増加傾向にあり、20代の男性や20~50代の女性にとって1位の飲み物となっています。
最初の一杯
飲酒者の約51.6%は、最初の一杯にビールを選ぶと回答しています。次いでサワーやチューハイが14.7%と女性や若年層の間で人気を博しており、両者が同じく注目されています。
誰と一緒に飲む?
お酒を一緒に楽しむ相手としては、配偶者が37.5%、友人が22.6%というデータが出ています。しかし、自分ひとりでお酒を楽しむという人も60.3%に達しており、特に男性の30~60代はこの傾向が強いことが伺えます。
家飲み vs 外飲み
調査によると、約90%の飲酒者が家での飲酒を好むという結果が出ています。一方で、外での飲酒を好む人はわずか1割強に留まっており、この傾向は過去数年の調査結果と比べても明確です。特に、若年層において外飲み派は増加しているものの、それでも全体の飲酒者に対しては少数派となっています。
お酒を飲む理由
お酒を飲むシチュエーションとして、家では「リラックスしたい」という理由が48.5%を占めており、次いで「ゆったりとした時間を過ごしたい」が34.4%、また「リフレッシュしたい」が29.0%と回答されています。外では「一緒に飲む人と打ち解けたい」が最も多く、リフレッシュ目的も同様に多く見られます。
単なる飲み物以上の存在
調査に寄せられた回答者のコメントの中には、「気分を上げるために不可欠」「コミュニケーションのツール」「自分へのご褒美」といった言葉があり、お酒が単なる飲み物でなく、人々の生活において重要な役割を果たしていることが窺えます。このように、現代の飲酒文化は強く家飲みにシフトしていることを実感させられます。これからもお酒の位置づけがどう変わっていくのか、引き続き目が離せません。