マネーフォワード クラウドインボイス新機能に注目
株式会社マネーフォワードが提供する『マネーフォワード クラウドインボイス』に、新たに「承認ワークフロー」機能が追加されました。この新機能は、特に請求書の送付プロセスにおいて、業務の効率化を目指す企業にとって大いに役立つものです。
承認ワークフロー機能の特徴
新しい機能により、請求書を送付する際の流れが一変します。営業チームや経理部門など、複数の担当者が関与する請求書の確認プロセスがスムーズになり、各担当者の承認を迅速に得ることが可能です。この機能では、営業担当者とその上長を指定することができ、サービス内で請求書の回覧を完結できる点が特に魅力です。
複雑な承認プロセスの簡略化
請求書の送付には、従来ならば多くの承認手続きが必要でした。営業と経理、または上層部との間でのやり取りや確認作業は時間と手間がかかります。しかし、この承認ワークフロー機能を使用すれば、手作業で行っていたハンコリレーなどの煩雑なやり取りが大幅に軽減されます。これにより、ミスや遅延のリスクも減少し、結果的には業務効率が飛躍的に向上します。
ワークフローの構築方法
この機能では、承認者を「組織・役職」「従業員」「取引先の担当者」の三つのカテゴリから選択でき、一度作成したワークフローは簡単に保存し再利用が可能です。これにより、過去のワークフロー設定を参考にしながら、迅速に新たな請求書の承認プロセスを構築できます。また、最終承認前であれば申請者自身が申し込みを取り消せるため、さらなる柔軟性を持たせることができます。
承認者側の利便性
承認者は、承認したい請求書を個別に確認したり、まとめて承認したりすることができ、必要に応じて差し戻しを行うことも可能です。差し戻す際には任意のコメントを付けることもでき、承認プロセスにおけるコミュニケーションの質が向上します。これにより、承認者との意見交換がスムーズになり、請求書の正確性を高めることも期待されます。
共通ワークフロー機能との連携
今回の承認ワークフロー機能は、『マネーフォワード クラウド』の機能強化の一環で、既に提供されている「共通ワークフロー機能」とも連携しています。これにより各種サービスでのワークフローの承認経路を一元管理できるため、業務の透明性を向上させつつ、迅速な意思決定を促進します。
まとめ
株式会社マネーフォワードは、今後も業務効率化に向けた機能開発を進め、請求書処理の電子化を進めていく方針です。「承認ワークフロー」機能を駆使することで、日々の業務がどれほど楽になるか、ぜひ多くの企業に体験していただきたいと思います。
また、詳細な利用手続きやセミナー情報については、公式サイトをぜひご覧ください。