間近に迫った「高島のことばとリズム」廃校再生イベントの魅力を探る

廃校を舞台に地域魅力を再発見

2025年10月25日、滋賀県高島市にて、麗澤大学の学生たちが中心となり、特別な交流イベント『カラフル・パワフル・ひろせフル 4th つくろう！高島のことばとリズム♪』が開催されます。このイベントは、廃校となった旧広瀬小学校を舞台に、地域の伝統や文化を再発見し、活性化を目指しています。

旧広瀬小学校の役割

この歴史ある旧広瀬小学校は、1886年に開校され、2016年に閉校されました。しかし、その後は公益財団法人モラロジー道徳教育財団の手によって『淡海湖西生涯学習センター』として新たな息吹を吹き込まれ、地域交流の重要な場として機能しています。これにより、地域住民との結びつきも強化されているのが特長です。

学生たちの熱意

麗澤大学の有志学生たちは、2022年よりこのイベントを継続的に開催しており、地域の魅力を広めるために様々な取り組みを行っています。2025年7月には高島市との包括連携協定も結ばれ、さらに地域との協力関係が深まっています。この協定は、学生たちの活動が地域社会に与える影響を示す良い材料でもあります。

新たな試み

今回の4回目のイベントでは、初の試みとして高島市の伝統的な盆踊りである『高島おどり』と、ご当地カルタを制作するという二つのアクティビティが目玉になります。これにより、地域の文化を楽しく体験することができる工夫が施されています。イベント当日は、高島おどりの体験ができ、カルタ大会も用意されるなど、子どもから大人まで楽しめる多彩なプログラムが用意されています。

地域の人々との交流

学生たちは地域の中学生や若者たちと共に音楽ライブを行い、スタンプラリーや展示ブースなどで地域の魅力を広く発信します。参加者は、ただ観るだけでなく、実際に体験しながら高島の文化を学べる絶好の機会になるでしょう。学生と地域の人々が協力し合い、高島の魅力を共有することで、お互いの理解を深めることが期待されています。