シルクドリバー株式会社の新たな挑戦
シルクドリバー株式会社は、新型コロナウィルスの影響が続く中、サロン業界の再生を目指して「サロンDX」というデジタルサービスの提供を開始しました。このサービスは、同社が培った店舗経営とEC運営のノウハウをもとに、理美容サロンの成長を支援するためのものです。
新会社設立背景
現在、全国には約25万の理美容サロンが存在しており、特に都市部では過剰な店舗数が問題となっています。また、コロナ禍によって多くのサロンが厳しい状況に置かれています。シルクドリバーは、EC事業において過去4年間で年平均成長率150%という成績を収めており、これを活かしてサロン業種のデジタルトランスフォーメーション(DX)を進めることが急務とされています。
新会社の設立により、サロン業務とEC事業の明確な区分ができ、オンラインを中心としたブランド成長が期待されます。新サービス「サロンDX」は、サロン業界の発展を目指し、経営者やスタッフと経験や知識を共有することが基本理念です。
サロンDXサービスの概要
「サロンDX」では、サロンが開業したばかりの経営者向けに、メニュー設計や人材採用、店舗販促の手法を提供します。また、オンライン販売を始めたばかりのサロンには、商品調達や開発、運営支援といった具体的なノウハウを伝え、オンラインと店舗との連携を進める支援を行います。
シルクドリバーは、店舗経営の成功を基にした多様なノウハウを用いて、より多くのサロンが成長できる環境を整えることを目指しています。サロン業界全体が活性化することが、今後の経済成長にも寄与すると考えています。
創業者の想い
シルクドリバーの創業者であり、代表取締役CEOの絹川絵里氏は、14年間にわたり神戸・大阪で美容サロンを経営してきました。彼女は、変化する環境の中で企業を成長させるための施策を講じており、自社の成長を通じて業界全体の活性化を目指しているのです。また、彼女は地域の社会貢献にも力を入れており、保育事業を通じて女性の社会進出を支援しています。
経営メンバーの紹介
- - 松本順士(代表取締役COO)は、EC事業の運営やコンサル歴25年の経験を持ち、自身が手がけたアパレルブランドを成功に導いた実績があります。
- - 絹川沙世(取締役CCO)は、美容コーディネーターとしてシルクドリバーの経営に従事し、マーケティングや業界での知識を活かしています。
- - 祖川枝里子(執行役員CMO)は、店舗マネージャーとして美容カウンセリングに従事し、持続可能なビジネスモデルを追求しています。
- - 山本希望(執行役員CDO)は、プロジェクトマネージャーとしてECを活用したスムーズなトランスフォーメーションを目指し、新サービスを推進しています。
シルクドリバー株式会社は、こうした背景をもとに、サロン業界に新風を吹かせ、顧客満足度を向上させるためのさまざまな取り組みを行っていく予定です。これにより、業界全体の発展に寄与することを目指し続けます。