ロックバンドOLEDICKFOGGYと作家西村賢太の追求したドキュメンタリーが放送決定

OLEDICKFOGGYの魅力が詰まった新作ドキュメンタリー

ロックバンドOLEDICKFOGGYのヴォーカル伊藤雄和と芥川賞受賞作家西村賢太が共演するドキュメンタリー「ふたりの、終われない夜」が、NHK総合にて放送されることが決まりました。この作品は、音楽と文学が融合した特別な視点から、二人の独自の世界観が描かれます。

放送の詳細

このドキュメンタリーは、2025年1月12日（日）の23:45から約20分間放送される予定です。その後、NHKオンデマンドやNHKプラス、TVerなどで1年間及び7日間の見逃し配信に対応。さらに、海外在住者向けにはNHKワールド・プレミアムでの放送が行われます。これにより、国内外のファンも手軽にアクセス可能となり、話題の作品となることでしょう。

OLEDICKFOGGYの進化

OLEDICKFOGGYは2003年に東京で結成。初期はカントリーやブルーグラスの要素を取り入れたラスティック・スタイルが特徴でしたが、最近ではポップやハードコアなど多様なジャンルに挑戦し、ますます進化を遂げています。彼らの音楽は、多くの世代やジャンルの人々にクロスオーバーし、熱狂的な支持を受け続けています。

特に2018年には全都道府県を回る78本のツアーを行い、その後の「Fuji Rock Festival 2018」への出演や、日比谷公園でのワンマン公演も話題に。2023年には、待望のフルアルバム「残夜の汀線 -ZANYA NO TEISEN-」を発表し、29会場に及ぶ全国ツアーを実施しました。

西村賢太とのコラボレーション

一方、西村賢太は、私小説の世界で強い存在感を持つ作家。彼は「苦役列車」で芥川賞を受賞したことで広く知られ、その作品には暗い現実を生きる人々の姿が描かれています。彼の独特な視点と、OLEDICKFOGGYの音楽がどのように交わるのか、ドキュメンタリーを通じて目撃することができます。

このドキュメンタリー「ふたりの、終われない夜」は、音楽ファンはもちろんのこと、文学に興味がある方にとってもぜひ観ておきたい作品です。二人のアーティストの内面や創作過程を覗く貴重な機会となることでしょう。ぜひ放送をお見逃しなく！