住宅ローンのデジタル化を推進するWAN-SignとSPIRALの連携

NXグループ、新たなパートナーシップを発表

2023年、NIPPON EXPRESSホールディングスのグループ会社である株式会社NXワンビシアーカイブズは、スパイラル株式会社と提携し、電子契約・契約管理サービス「WAN-Sign」とローコード開発プラットフォーム「SPIRAL®︎ ver.1」の連携を発表しました。このサービス連携により、住宅ローンの申し込みから電子契約の締結までを、シームレスに行え、その結果、金融機関や不動産業界のデジタル変革を促進し、顧客体験の向上を図ります。

サービス連携の背景

近年、デジタルマーケティングや非対面営業が重要視される中、金融機関や不動産業界において、業務のデジタル化が求められています。特に、住宅ローンにおいては、申込者が手続きの煩雑さを感じ、来店の負担を避けたいというニーズが高まっています。窓口担当者においても、書類管理や契約締結にかかる工数や時間の短縮が求められているため、双方にとって効率的なデジタル手続きが不可欠となっています。

このようなニーズに応えるべく、NXワンビシアーカイブズとスパイラルは電子契約サービスとローコード開発プラットフォームの連携に着手しました。これにより、申し込みから電子契約までを一貫してデジタルで完結する仕組みが整備され、金融機関および不動産業界の窓口担当者の業務効率化と申込者の利便性を向上させることが目指されています。

新しいプロセスがもたらす利点

「WAN-Sign」と「SPIRAL®︎ ver.1」の連携によって、以下のような利点が実現可能となります。

1. オンライン申込の導入: 申込者は、Webフォームを通じて簡単に住宅ローンの申し込みができます。直感的なインターフェースを備えたローコード開発ツールにより、必要な情報を迅速かつ正確に登録できるのです。

2. 業務作業の効率化: 窓口担当者は、Web環境にて申込内容の確認や審査プロセスの進行、必要書類の管理を効率よく行えるようになります。これにより、業務の進行がスムーズになるでしょう。

3. 迅速な契約締結: 審査が完了次第、WAN-Signを通じて必要書類の電子署名が行われます。これにより、契約締結プロセスが迅速化され、ペーパーレスで環境にも配慮した手続きが可能になります。